3・4年生の最近のブログ記事
鰐淵小の3,4年生は総合的な学習の時間にアサギマダラという渡りをする蝶の観察と研究をしています。春から夏にかけて日本列島を南から北へ移動し,秋には逆に北から南へ移動します。鰐淵にはそのアサギマダラが飛来します。海岸に生息するスナビキソウやフジバカマの蜜がえさになるからです。飛来したアサギマダラを捕獲しては,はねに場所と日付けをかいてまた放します。「マーキング」です。そのアサギマダラが別の地で発見されることでアサギマダラの渡りの生態を研究します。こうした研究のネットワークが全国にあります。今年度10月に鰐淵小でマーキングしたアサギマダラが大分県の湯布院で発見されたという情報が入り,大喜びしていたところですが,最近になって11月に鹿児島県でも発見されていたことがわかりました。発見されたのは11月2日,鹿児島県の奄美大島の近くの鬼界島というところです。はねのマーキングを見ると10月15日に子どもたちがマーキングしたものでした。17日間で831㎞をとんだことになります。マーキングしたアサギマダラが再捕獲される確率はとても少なく,1%未満と言われていますが,今年度は2度も再捕獲情報があり,驚きです。
5月7日,3,4年生12名が毎年恒例のお茶つみを行いました。
地域の特産であるお茶づくりを総合的な学習に取り入れたこの活動は,鰐淵小学校で20年以上長く取り組んでいるふるさと学習のひとつです。
当日は猪目町にある茶畑にでかけ,お茶づくりの専門家である荒木利朗さんの方のご指導をいただきながら茶摘みをしました。茶摘みのこつは「一芯三葉」…新しくのびた一つの芯を中心に三つの新葉を摘み取ります。
摘み取ったお茶の葉を学校に持ち帰り,さっそくお茶づくりに取りかかりました。5月25日の日曜日にお茶の里唐川館で行われる「唐川新茶まつり」に子どもたちも参加し,このお茶をふるまう予定です。
日本で唯一「渡り」をする蝶として知られるアサギマダラ。海岸に自生するスナビキソウの蜜をもとめて、5月上旬から6月上旬にかけて、南の地から飛来し、休息した後、涼しい北の地に向かって飛び立ちます。この小さな蝶が日本列島を縦断、さらに南の沖縄や台湾まで延べ2000キロメートル以上を飛んでいくといわれています。
鰐淵小では,平成18年より,総合的な学習の時間にこのアサギマダラの研究をしています。現在3,4年生が取り組んでいます。近くの海岸にあるスナビキソウを求めてやって来るアサギマダラの羽根に「場所,番号,日付」をマーキングして放します。このアサギマダラが別の日に別の場所で見つかることで,長い旅の動きがわかります。蝶の旅の謎を解こうと、日本各地に調査の輪が広がっています。
5月7日,3,4年生11名が毎年恒例のお茶つみを行いました。
地域の特産であるお茶づくりを総合的な学習に取り入れた「わにっ子お茶づくり」…鰐淵小学校で長く取り組んでいるふるさと学習のひとつです。
当日は猪目町のお茶畑にでかけ,唐川町のお茶づくり専門の方のご指導をいただきました。お茶摘みのこつは「一芯三葉」…新しくのびた一つの芯を中心に三つの新葉を摘み取ります。
摘み取ったお茶の葉を学校に持ち帰り,さっそくお茶づくりに取りかかりました。「わにっ子お茶工場」にお茶の香りが立ちこめました。5月26日日曜日にお茶の里唐川館で行われる「唐川新茶まつり」に子どもたちも参加し,このお茶をふるまう予定です。
3・4年生は、このアサギマダラというチョウの研究を続けています。このチョウは、何千キロも「わたり」をする不思議なチョウなのです。私達の鰐淵小学校や近くの垂水海岸にも春と秋に飛んできています。
これまでに、私達は20頭以上、マーキング(羽にマジックで標識を書き込むこと)をして放しています。もし見かけたら、ぜひ鰐淵小学校3・4年生にお知らせください。できれば次のことを教えていただければ助かります。なお、島根県内の目撃情報を求めています。羽にマジックで標識が書かれている場合があります。
①みつけた日 ②時間 ③場所 ④様子 ⑤羽の標識の有無 ⑥写真があれば写真も
学校のメールは、「wbs-school@izumo.ed.jp」です。電話番号は0853-66-0019です。
また、鰐淵小の私達がマーキングしたアサギマダラは、羽に「ワニ○○」(○には数字が入っています)の標識です。このチョウをみつけた方は、県の内外を問わずお知らせください。よろしくお願いします。