3学期が始まった1月11日(火)から、子どもたちが登校し、元気な声が、また鰐淵小学校に戻ってきました。
被災したとは思えないほどきれいになった校舎、校庭、体育館。子どもたちは、早速校内を回って嬉しそうな表情をしていました。各学級では、「感謝の気持ちを持ち、大切に使わせてもらおう」と指導をしました。
復旧に向けて、保護者の皆様や地域の皆様に様々な面でご理解とご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
なお、この度の災害では、学校施設だけでなく、教材や備品などにも被害がありました。そこで、日本財団の「令和3年大雨 教育環境の整備支援事業」に応募し、支援していただいています。ミニ卓球台、ベンチ、ジャンピングボード、電子ピアノ、図書、ブックトラック、スタッキングチェアなどを購入し、早速使用しています。
2学期は北浜小学校へ学校機能を移転していましたが、3学期は元の鰐淵小に戻ります。
北浜小学校の皆さんと同じ校舎で過ごし、授業や行事を合同で行ったり、休み時間には一緒に遊んだりすることができ、とても貴重な経験になりました。12月23日(木)には、これまでお世話になったことへの感謝を伝えるために、本校の児童が企画して、お別れ会を行いました。最後に楽しい時間を過ごし、別れを惜しみました。
翌日の24日(金)が、北浜小での最終日でした。最後は、北浜小の職員の皆さんがアーチをつくって見送ってくださいました。北浜小の児童、職員、保護者、地域の皆さん、本当にありがとうございました。
27日(月)に引っ越しを終え、冬休み中に荷ほどき等の作業を進めています。修復された校舎、体育館、校庭が、児童が久しぶりに登校するのを待っています。3学期は、1月11日(火)からスタートします。
12月16日と17日に、サン・レイクで、チャレンジ教室を行いました。
5・6年生は宿泊しての研修です。初日は、炊飯活動やキャンドルの集いなどを行いました。炊飯活動では、火をおこしてから、ロケットストーブに薪をくべたり、羽釜でご飯を炊いたりしました。研修のめあてである「自分の役割を自覚して進んで行動すること」や「みんなで協力すること」を意識しながら活動し、カレーライスを完成させました。
2日目には、1~4年生も合流しました。まず、湖遊館でスケートです。練習するうちに少しずつ滑ることができるようになり、スケートの楽しさや上達する喜びが感じられたようです。午後からは館内でオリエンテーリングを実施しました。チームワークよく活動することができていました。
さまざまな活動を経験する中で、自分や友達のよさに気づくことができ、充実したチャレンジ教室になりました。
本校の体育祭を11月5日に北浜小学校の体育館で行いました。
例年であれば、地区の体育祭と一緒に9月に校庭で行うところですが、コロナの影響で地区の体育祭は行われず、7月の豪雨災害で鰐淵小学校の校庭も体育館も使えなくなりました。しかし、この状況をチャンスととらえ、今年だからこそできる体育会をめざして取り組みました。
5・6年生で実行委員会をつくり、準備や計画を進めました。スローガンは、各学級からの意見をまとめ、『みんなで協力 あきらめずチャレンジ 輝け わにっ子 金メダル』にしました。
「応援合戦」では、高学年の児童をリーダーに、これまで練習してきたダンスや歌、パフォーマンスを発表しました。児童の数は、赤組9名、青組8名と決して多くはありませんが、一人一人がしっかりと動き、大きな声を出していて、少人数でもこれだけのことができるというところを見せてくれました。
スローガンどおりのすばらしい体育祭になりました。