11月23日,学校前の唐川川に3尾のサケが帰っているのを,地域の方が見つけられ,連絡がありました。これで4年連続の遡上となります。鰐淵小では平成4年から,ふるさとの川を守る活動に取組み,サケの稚魚の放流や人工受精などを行っていました。平成22年度以降は放流は行っていないのですが,こうしてサケの姿を見ることができ,長年の積み重ねによってもしかしたら自然に回帰しているのかもしれないという期待も感じます。学校では今も年に2回保護者・地域の皆さんと川そうじをしたり,5,6年生が総合的な学習の時間に,川の水質調査、生き物調査などをしたりして,先輩の活動を受け継ぎながら環境学習に取り組んでいます。サケがみつかった日の2日前には,ちょうどその川掃除「わにっ子クリーンデー」を行ったばかりでした。また今年の5,6年生が「サケがかえる唐川川を守ろう」と呼びかける横断幕を作成して設置したばかりでした。「まるで願いが通じたかのようだ」と子どもたちも喜びました。