「きく」には、「聞く」「聴く」「訊く」など、様々意味をもった「きく」がありますが、いずれの「きく」も難しいスキルです。
私は家庭で話がきけなくて、よく叱られますが、成長過程にある子どもたちにとってはなおさらのことです。しかし、「きく」ことは、学習でも生活でも人間関係をつくるうえでも極めて大切な力です。
各クラスの授業では、子どもたちの「きく」姿は様々です。今日は、子どもたちの「きく」姿が光る場面を見ることができ嬉しく思いました。授業を進める先生が子どもの発言をきちんと聴きながら指導してそれに子どもたちが応えている姿、学級会や道徳で友達の考えを聴き取ろうとする姿、先生の説明をしっかりと聞く姿、動画のナレーションを聞きとる姿、友達のスピーチを温かく聴く姿...。
「きく」ことは、相手への思いやりでもあります。地道に、子どもたちの「きく」力をさらに高めていきたいと思います。