市役所からたばこ学習サポーターの井上さんに来ていただき,6年生が「たばこ(喫煙防止)学習」を行いました。
「たばこと健康」と題して,資料や簡単な実験なども交えて,わかりやすくお話していただきました。
たばこを吸う人と吸わない人の肺の写真の比較は,ほんとうにびっくりでした。
たばこを吸うということが肺にどのような影響を及ぼすかという実験です。1本のたばこで,肺の部分がすごく黄色くなりました。
たばこを早く吸い始めればそれだけ,肺がんで死ぬ割合は高いそうです。また,免疫力が低下して,いろいろな病気になりやすいそうです。
たばこの3悪は,①ニコチン(中毒性・血管収縮),②タール(強力な発がん物質),③一酸化炭素(運動能力低下・血管障害)だそうです。また,副流煙を吸ってしまう【受動喫煙】では,たばこの吸う人に比べて,ニコチンは3倍,アンモニアは46倍,一酸化炭素は5倍も吸うことになるそうです。
たばこを吸っておられるお家の人に辞めてもらう方法として,【ニコチンパッチ】【ニコチンガム】などがあることも教えてもらいました。
最後に,たばこを吸わないかと勧められた時には,3D作戦で,「だめだめ」「でもでも」「だってだって」が効果的と教えてもらいました。
お話の後,「でも1本ぐらいは吸ってみたい人?」の問いかけに,1人も手を挙げていなかったことに感激しました。