10月25日、出雲市同和教育推進指導員の林浩司先生、湖陵地区の同和教育推進協議会の方々など、地域の皆さんをお招きし、同和問題学習を行いました。
今回は、「町人の文化と新しい学問」の単元で、近代医学の発展には、身分上差別されていた人々が、医学の発展に貢献していたことと、杉田玄白が身分にとらわれずに「解体新書」お完成させたことについて理解することを目標にして学習しました。
今回の授業では、資料をクラウド上において、子どもたちが資料を自分の近くで見ることができるように一人1台のタブレットを有効に使った授業が展開されました。
子どもたちは、資料や教科書を通して、差別されていた人たちに共感し、差別されていた中でも当時の文化を築き支えていたことに気づき、自分たちの生活や行動に生かせることを感じ取り、発表していました。
授業後、湖陵地区の同和推進協議会の方を交え、今回の授業についての研究協議をしました。
今回の研究の視点について、熱心なグループ協議が行われました。
各グループで話し合ったことについて発表し、それぞれの考えを共有しあいました。
最後に、同和教育推進指導員の林先生から、授業のポイントなど的確な指導をいただきました。
今回の授業を湖陵小の財産の一つとし、より一層人権意識を高め、子どもたちの教育に当たらねばと再認識した授業公開となりました。