灘分小学校では、例年は全校児童が体育館に集まり、下学年を引っ張ってくれた6年生に感謝の気持ちを込めた出し物やメッセージを送る「6年生を送る会」を行っています。今年度は5年生が中心となり、2月22日~3月5日までを6年生に感謝の気持ちを伝える期間「6年生ありがとうウィーク」を企画しました。期間中は各学年が6年生と一緒に遊んだり、メッセージカードに書いたりして、様々な形で6年生に感謝の気持ちを伝えてきました。そして3月8日(金)はそのクライマックスとして、「6年生とのふれあい週間フィナーレ集会」を行いました。次のリーダーである5年生が準備してきた「6年生の思い出のアルバム」を一緒に見たり、全校が用意した手づくりのプレゼントを贈呈したりして、気持ちを一生懸命伝えようとする、心温まる時間になりました。最後は用意していたくす玉を割って、大きな拍手の中、集会が終わりました。頑張った5年生に拍手です!6年生もとても喜んでいました。いよいよ6年生と一緒に過ごせる時間もわずかとなりました。
この日、今年度最後の授業公開日がありました。今年はコロナ禍で学校が臨時休業になり、自宅で勉強することになったり、楽しみにしていた学校行事を行うことが出来なくなってしまったりと、子ども達にとって大変な1年だったと思います。しかし、その中でも灘分小学校の子ども達は、学校生活を毎日生き生きと元気いっぱいに頑張ってきました。今回の授業公開日では、その成果や成長を見ていただけるよう、子ども達と準備してきました。
―― 1年生「1年生発表会」 縄跳びや昔遊び、詩の暗唱、1年生の思い出など、この1年間でできるようになったことを一人ずつ、またはグループで発表しました。
―― 2年生「バースデープロジェクト」 助産師さんを招き、自分たちが生まれた時のことについて学習しました。赤ちゃんの人形をだっこしたり赤ちゃんが誕生する時の劇を見たりして、いのちのつながりについて考えました。
―― 3年生 「メディアとの付き合い方について」 自分とメディアの付き合い方についてふり返り、これからの生活の方法について考えました。
―― 4年生 「2分の1成人式」 生まれてから、これまでの10年を振り返り、自分を支えてくれた家族に感謝を表し、これからの未来への希望を伝えあいました。
―― 5年生 「町内子ども会でキャンプに行くなら海がいいか、山ではどちらがふさわしいか」など身近な場面について討論しました。主張の理由をはっきりさせることや具体的な例をあげて説明することがねらいです。
―― 6年生 「感謝を伝える会」6年間の成長と家族への感謝を一人一人が伝え、最後は合奏や合唱を披露しました。
―― 特別支援学級 プログラミング学習を行いました。いも虫ロボットを思い通りに動かすことで、「物事を順序立てて考え、試行錯誤する力」を付けることがねらいです。