島根の戦争に学ぶ平和学習会(6年生)

 6月8日(火)四絡コミュニティーセンターで「僕のまちの戦争」と題した平和学習会を行いました。今年も、新型コロナウイルスの影響で県外(広島)での平和学習が行えない児童のために、特別授業としてこの学習会を企画しました。講師には、山陰の戦争遺跡についての調査・研究をしておられる写真家の高嶋敏展さん(斐川町出身)をお招きしました。この講話の中で、終戦前、出雲大社の門前にある松から特攻機の燃料用の油をとるために出雲も同年代の児童らが作業をしていたことや学童も含めた地元住民たちが総動員で旧大社基地の整備にあたったことなど、今とは違う当時の悲惨な生活の様子について教えていただきました。さらに、四絡地区内の戦争の歴史や遺跡についても学びました。旧四絡小学校(四絡国民学校:現在の四絡コミュニティーセンターがある場所)が軍の宿舎に使われていた事実を知り、身近な戦争遺跡の存在に、児童も驚いていました。講話の後、校長室にある古い資料をもとに、その事実を確認してみたところ、昭和20年頃の年表に確かに記載が見られました。「これは、大発見だね!」という校長先生の言葉に、「やった~」と興奮しながら大喜びする子ども達の様子も見られました。実は、私たちの身近な地域にもたくさんの戦争の傷跡が残っていることが発見できた今回の平和学習に十分な手ごたえを感じることができました。このブログをご覧になられた方で、当時の四絡地区の戦争に関する情報等がありましたら、是非教えてください!!IMG_2607.JPGIMG_2589.JPG

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2022年10月

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