。 11月29日(火)、5年生と6年生がメディア学習を行いました。インターネット環境の整備・進展に伴い、子どもたちは様々な機器を使用しています。インターネットを介してのいじめや依存、トラブルなどの問題も多くなってきています。
本校では、5年生と6年生がメディアとのつきあい方等について学ぶ機会をもつことにしています。保護者の皆さんにも呼びかけ、情報モラル等について子どもたちと共に学び、家庭でのルール作りに役立ててもらいたいと考えています。
今日は講師として、「島根の子どもメディア研究会」の大岩睦子さんをお迎えし、電子メディアの長時間接触による健康被害とメディアとの上手なつきあい方(モラル・危険性、ルールづくり)について学びました。
講演では、次のようなお話をしていただきました。「オンラインゲームは、解散時間を決めること。お家の人に必ず話しておくこと。お家の人も把握しておくこと。」「ゲームを長時間すると、ドーパミンが出過ぎて興奮状態になり、脳の前の方にある前頭前野の働きが休憩し、人の話が聞けなくなったり、イライラしたり、やる気が起きなくなったりすること。」「長時間のメディア接触で視力低下が起きたり、より目になったりすること。」「スマホの所有者は、お家の人なので夜には返すこと。」「ネット依存を防ぎ、脳の回復に大切な睡眠をしっかりとること。」「記憶や内臓のメンテナンスと睡眠には深い関係があるので、しっかり寝ること。寝る子は育つ。」など、話していただきました。
最後に、『マイルールを作ろう』ということで、①午前6時30分には起床しよう。(体温を高くして免疫力をアップさせよう)②ゲームの時間を決めて自分でOFFにしよう。(自己コントロール能力をつけよう)③セロトニンファイブ「1.見つめる」「2.ほほえむ」「3.話しかける」「4.触れる」「5.ほめる」を家族や友だちと行い、互いに感謝とほめ言葉を伝え合い、自尊感情を高め、人間関係をよりよくしよう等のアドバイスをしていただきました。