1月26日(木)、6年生が「郷土の自然と植物ウオッチング」の会員の皆様による遙堪コミュニティセンター講座『春の七草行事~探して食べよう春の七草~』に参加しました。
初めに、鉢に植えられた七草の実物を見ながら七草についての説明を聞きました。予定では畑に行き生えている七草を摘むことになっていましたが、悪天候のためできませんでした。
次に、6年生がグループごとに新年に関係したことを発表しました。内容は、「初夢」「初詣」「干支」「お年玉」「年越しそば」「門松」「大社神謡」「鏡開き」でした。
それから、「七草」「お屠蘇(とそ)」「茅(かや)の箸」「鳥追い行事」などの伝統行事の話を聞きました。
そして、まな板の上に若菜をのせ、七草囃子(ばやし)【「七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地へ 渡らぬさきに シテシロたたいて ホーイ ホイ」】を歌いながら、包丁としゃもじを両手にもち、交互にまな板をたたく体験活動を行いました。
最後に、わら蓑(みの)を紹介してもらい、その蓑を児童代表が着て、会場を回りました。
この『春の七草行事』は、2003年から6年生がお世話になっており、今年で20年目。本来なら、七草粥を食べる予定でしたが、コロナ感染防止のため中止となり残念でした。
子どもたちは遙堪地区に古くから伝わる伝統行事に触れることができ、お世話をしてくださった多くの人に感謝するとともに、「ふるさと遙堪の伝統」を大切にしたいという気持ちをもつことができました。