それは9月6日(木)の業間の出来事でした。
4年生の男の子二人が職員室へやって来て、小さなプラスチックの欠片を差し出したのです。何が起きたのだろうと話を聞くと、
「体育館にあるボール入のかごが古くなって壊れかけています。破片がたくさん落ちていたので拾いました。」
と報告してくれます。
「ああ、この子達は、この出来事に関わりを持たず、そのままにしておくこともできた事に、きちんと向き合ってくれたのだな。」ととてもうれしく思いました。体育館に確認に行くと、確かにプラスチックが古くなり、ポロポロと割れてしまう状態でした。早速、新しい入れ物に取り替えました。
「立ち止まり、自分のこととして考える」行動をとってくれた二人から、大切なことを学びました。