19日(金)、第37回島根県へき地教育研究大会を開催いたしました。出雲教育事務所と出雲市教育委員会からご来賓ほか県内から約30名の先生方(うち校長先生12名、教頭先生9名)にお越しいただきました。ふだん児童4名と担任で授業しているところに、大勢の黒っぽいスーツ姿の先生方が詰めかけ、子ども達は緊張したことと思います。公開は5、6年複式学級の算数科の授業で、教師が5年生の方を見ているとき、6年生は「~していいかな」「いいんじゃないの」など、自分たちで何とか学習を進めました。
タブレットを操作し、自分の考えをテレビ画面に投影して話し合いました。
昼休憩には「塩津子ども神楽」、『山の神』を発表しました。
授業では緊張した表情をしていた児童も、担任の先生の優しい言葉に、顔を見合わせてにっこりほほ笑む場面がありました。
この子どもがほっとするとともに、わたしたちは教師をやっていてよかったと思える瞬間ではないでしょうか。ここに「へき地教育に教育の原点がある」と言われる所以があると思いました。
出雲市東部の小学校、事務局の佐田中学校、窪田小学校の皆様にもたいへんお世話になりありがとうございました。