佐香小学校では、9月2日(月)に、すぐ隣にある北部保育所に3、4年生が出かけ、総合的な学習の時間で調べて作成した「与一伝説」の紙芝居を披露しました。保育所の子ども達は、みんな目を輝かせて聞いてくれました。この佐香地区にも伝説のあることを知ってもらい、3、4年生も満足そうでした。
佐香小学校では、9月2日(月)に、すぐ隣にある北部保育所に3、4年生が出かけ、総合的な学習の時間で調べて作成した「与一伝説」の紙芝居を披露しました。保育所の子ども達は、みんな目を輝かせて聞いてくれました。この佐香地区にも伝説のあることを知ってもらい、3、4年生も満足そうでした。
1月の16日(水)、島根県立中央病院 救命救急センターから新納 教男医師、三谷 佳世子看護師に来て頂き、地域医療の現状と課題について、島根県に導入されたドクターヘリを通じて考える時間を持ちました。参加学年は、5、6年生でした。ドクターヘリとは、緊急に治療が必要な場合に、短時間で現場に行き、患者さんを病院に搬送することを目的とした医療用のヘリコプターのことです。出動回数は、年間約600回。県立中央病院から約5分で平田まできます。出雲への出動回数は多く、平田にもよく出動しているとのこと。子ども達も真剣な表情で聞いていました。島根県は、医師不足、或いは医師の地域偏在と診療科の偏在等課題があります。地域医療の崩壊は、地域の崩壊につながるとも言われています。三谷看護師さんから、『皆さんの力が必要。夢を持って頑張っていただき、将来一緒に働けたら』という声がありました。未来を担うのは、子ども達です。
1月の16日(水)、島根県立中央病院 救命救急センターから新納 教男医師、三谷 佳世子看護師に来て頂き、地域医療の現状と課題について、島根県に導入されたドクターヘリを通じて考える時間を持ちました。参加学年は、5、6年生でした。ドクターヘリとは、緊急に治療が必要な場合に、短時間で現場に行き、患者さんを病院に搬送することを目的とした医療用のヘリコプターのことです。出動回数は、年間約600回。県立中央病院から約5分で平田まできます。出雲への出動回数は多く、平田にもよく出動しているとのこと。子ども達も真剣な表情で聞いていました。島根県は、医師不足、或いは医師の地域偏在と診療科の偏在等課題があります。地域医療の崩壊は、地域の崩壊につながるとも言われています。三谷看護師さんから、『皆さんの力が必要。夢を持って頑張っていただき、将来一緒に働けたら』という声がありました。未来を担うのは、子ども達です。
先日、命について考える集会を開きました。初めに私(校長)の方から、8月に訪れた東日本大震災後の被災地の今の様子について写真等を使って話しました。これまで書籍やテレビ、新聞等で間接的には情報を得ていましたが、直接現地に出かけ、自分の目で確かめたいという気持ちで出かけました。訪れた場所は、南三陸町、女川町、石巻市です。主に話した内容は、南三陸町で、津波が来る直前まで防災無線で避難を呼びかけ、多くの命を救いながらも自らは津波の犠牲となった町職員遠藤未希さんについてや石巻市では、避難中に全校児童108名中、死者、行方不明者74名と大きな犠牲者がでた大川小学校のほか、屋上まで全て水没した南三陸町の戸倉小学校、裏山に避難して全員無事だった石巻市立相川小学校等学校を中心に訪問した様子を話しました。震災発生から、1年半が過ぎました。震災後のようにガレキが散乱していることはなく、更地に近い状態になっていましたが、まだ、あちこちにガレキが山のように積んであり、重機が入り作業が進められていました。話の終わりに被災した小学校6年生の次の作文を読んで終えました。
『今まで当たり前のように普通に生活していたことが、どんなに恵まれていたことか、何もかもなくなって初めて気付いた。今の僕に何ができるか分からないけど、助かった自分の命を大切にし、精一杯生きていくこと。今のこの気持ちを忘れないこと。周りで、支えてくれるたくさんの人たちに感謝の気持ちを持って、これから一緒懸命がんばる。』
私は今回の訪問で何かしたわけではありませんが、訪問して良かったと思っています。それは震災を身近に感じるとともに、『命』や『絆』の大切さを含め震災から学ぶべきこと、これから考えていかなければならないことが数多くあります。そのことを今後、機会を見つけ、子ども達に話していきたいと考えています。
続いて、生徒指導主任から【佐香小 いじめ3ない運動】について話をしました。いじめ3ない運動とは、
☆いじめを「しない!」
☆いじめを「させない!」
☆いじめは「見て見ぬふりをしない!」 です。
職員と子どもが一緒になって、楽しさを実感でき、喜んで登校する学校を目指します!
本校では、男女がお互いに尊重し合い、思いやっていけるような人間尊重の精神を基盤として、子ども達の発達段階に応じて性に関する授業を展開しています。そして、「生まれてきて本当によかった」「自分も友達も大切にしたい」という気持ちを持ち、望ましい行動がとれるよう1年生から6年生まで計画的に学習しています。
今月の2日(木)の授業では、各学年次のような内容で行いました。授業を見ながら保護者の方にも一緒に考えていただいたり、授業に加わっていただく場面もありました。ご家庭でも今日の学習内容について話し合いがなされ、更に授業が深まればと願っております。
○第1学年 体をきれいに
○第2学年 おへそってなあに?
○第3・4学年 体って、すごい
○第5学年 思春期ってなんだろう
○第6学年 エイズという病気を正しく知ろう
平成24年(2012年) 辰年。新しい年がスタートしました。
皆様には、平素より、本校の教育活動にご理解・ご協力をいただき、厚くお礼申しあげます。本年もよろしくお願い致します。
ところで学校は、1月10日(火)に始業式を行い、3学期がスタートしました。元気いっぱいの子ども達の顔。始業式では、顔をあげ、きちんと話を聞くなど立派な態度でした。式では主に次のようなことを話しました。
◎3学期は、それぞれの学年のまとめ、仕上げの学期。
「これまでの学習で頑張ってきたこと、よかったことを、更に伸ばそうとする人もいる。一方、苦手なところ、不得意なところをなくそうと思う人もいる。どちらにしても一日一日を大切にして精一杯頑張り、学年のまとめ、仕上げをしてほしい。」
◎3学期は、次の学年の準備をする学期。
「1年生は2年生になる。今は一番下の学年だけど、4月からはお兄さん、お姉さんになり、1年生を受け入れ、いろいろなことを教えてあげなければならない。2年生、3年生、4年生も1つずつ学年が上がる準備をしてほしい。5年生は、6年生を見習って学校のリーダーとして6年生からバトンタッチをお願いする。6年生にとっては、小学校生活が全て終わる学期。悔いのないよう最後のまとめをしっかり行ってほしい。」
◎よいやまびこに囲まれよう。
「山に登って、『ヤッホー』と叫べば『ヤッホー』と周りの山から言った通りの声が返ってくる。『オーイ』と呼べば『オーイ』と返ってくる。『バカヤロウー』と叫べば、『バカヤロウー』と返ってくる。このことは普段の皆さんの生活にも言えること。友達に親切にすると友達から親切が返ってくる。人の悪口を言えば、必ず自分の悪口となってやまびこが返ってくる。人を助ければ、今度は自分が助けられる。人を傷つければ、次には自分が傷つけられる。親切にするには、自分もそうしてもらおうと思って行っているわけではないが、なぜか自分のしたことがそのまま自分に返ってくる、やまびことなって返ってくるのである。」
3学期は短い学期です(6年50日、2~5年53日)。学年のまとめ、次の学年へ準備する学期でもありますが、一人一人がよいやまびこに囲まれてほしいと願っています。
校庭の一角にピンク色の椿の花が咲き、冬を感じる頃となりました。
早いもので2学期も22日(木)終業式を迎えます。2学期は、5年生の宿泊研修から始まり、地区民体育祭、修学旅行、連合音楽会、学習発表会等の学校行事の他に、各学年とも様々な体験学習を通してたくさんの大切なことを学びました。自分を見つめる、他者に共感する、携わる人の思いや願いを感じる。更に、思いやりの心や、集団生活をする上でのルールや約束を守ろうとする意識が育ったり、広く物事への関心が高まるなど豊かな感性、人間性も育むことができます。
ここで、2学期に取り組んだ各学年の学習の一部を紹介します。
1年生と2年生は、連合音楽会や学習発表会において多くの人の前で堂々と発表することができ、一人一人の自信につながりました。また、その活動を通して、みんなで心を一つにして作品を作り上げる大切さを身をもって感じることができました。
3年生と4年生は、エコキャップを集めてワクチンを買うための活動に参加しました。87,500個のエコキャップが集まり、109本のワクチンが買える予定です。自分達にできる身近な助け合いを考えていく、よいきっかけとなりました。
5年生は、あかねの里の訪問やイカの一夜干し体験など、地域の人々との関わりの中から自分と他の人とのつながりを知りました。
そして、自分の思いや考えをどう伝えていけばよいかを学習しました。
6年生は、学習発表会に向けて取り組んだ大量の朗読と南中ソーラン。団結力を育み、且つ、互いの信頼感をより確かなものにする絶好の機会となりました。アンコールを含め、大きな拍手をもらい成就感を得ることができ、子ども達の更なる自信につながりました。
保護者の皆様、地域の皆様方、温かいご支援、ご協力ありがとうございました。