10月21日(木) 4年生は来待ストーンの見学に行きました。この単元では島根の伝統的な行事や文化、工芸品について学びます。
伝統的工芸品には「石見焼」「雲州そろばん」「石州和紙」などがあり、来待石の灯ろうづくりもその一つです。ふるさとの方々が受け継いできた大切な文化を学ぶため、子ども達は協力して調べ学習を進めてきました。
現地では壮大な岩山や、様々な石と道具が展示されている館内を見て回ることができ、学芸員の方から様々なことを教えていただきました。
・来待層は1400万年前に堆積してできた砂岩であること。
・島根県の県の公称岩石は来待石であること。
・来待層からは上質な砂岩だけでなく化石も多数発見されていること。
・機械化された部分もあるが、最後の仕上げは職人の方が行っていること。
・運搬・加工・仕上げまでの間に様々な道具と工程があること
出発の前には、4年全体でやる気を態度に表そうと伝えましたーー「一心不乱」。また、あいさつや礼儀正しいふるまいなどを意識することにしていました。
学芸員の方が話されるとすぐに集中できるなど、集団行動のメリハリにも子ども達の頑張りが光っていました。それぞれが一心不乱に集中する姿は、来待石の加工の際にも発揮され、ほとんど全員が来待石を思う姿に彫り上げることができました。全力で見聞きし、活動に取り組む力がぐんと伸びた一日でした。