4年生 高瀬川ウォーク

 10月15日(金)に四年生は高瀬川ウォークを行いました。

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 来原岩樋に始まり、高瀬川をたどりながら大梶七兵衛さんがされた仕事や、本田家の方々と岩樋とのかかわりについて学びました。講師の林先生にご一緒していただき、高瀬川の随所で様々なしくみについて語っていただきました。

・高瀬川には閘門(こうもん)式構造があり、3つの水門の水位を調節して高瀬舟を通していたこと。

・只谷山という岩山があり、およそ400メートルもの距離を開削して岩の樋門がつくられたこと。

・1代、大梶七兵衛さん、2代 忠左衛門朝定さん 3代 忠左衛門朝則さん その後も、都度本田家の方々の助力によって開削事業が支えられ継続されてきたこと。

七兵衛さんが取り組んだ川は「高瀬川」「間府川」「妙仙寺川」「差海川」「十間川」など多くあること。

 その他にも多くの知識を教えていただきました。子ども達は熱心にお話を聞いたり、疑問に思ったことを質問したりしながらメモをとっていました。

 最後は今市町の大梶七兵衛さんの像の前で集合写真を撮り、市役所で昼食をとりました。林先生に手品を披露していただき、皆がどっと沸く場面もありました。

「私たちの地域でしていただいた大きな事業。大梶七兵衛さんの思いに応えるためにも、それぞれが日々を大切に学習に取り組んだり、子ども達にできることをがんばっていくことがご恩返しなのです。

 お別れの際にはこう諭され、子どもたちは真剣な表情で自分たちの地域でかって成された偉業について思いを馳せていました。

 帰校する際も阿須利神社祭りの前を通るなど、地域の「ひと、こと、もの」にふんだんに触れられた一日となりました。

2022年10月

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