2016年3月アーカイブ

 この度の人事異動で8名の先生がおかわりになります。これまで一生懸命勉強や運動等に頑張ってこれたのも、子ども達の努力はもちろんのこと、家族や地域の皆さん、そして、本校の先生方など大勢の人々の支えがあってのことと思います。特に、本校の先生方から、毎日たくさんのことを教えていただきました。特に8名の先生方からやさしく温かく導いていただきました。 お別れの式には、卒業生も来てくれました。4月からそれぞれの職場や地域で活躍されることを心から願っています。

 今日で1年間の大津小学校での学校生活が修了しました。体育館で修了式を行い、子ども達の1年間の頑張りをほめてやりました。  この1年間、大津小学校の合い言葉「よく考え・やさしく・つよい」大津の子ども達をたくさん見てきました。特に、「やさしい大津の子ども」が育ってきていることをうれしく思っています。  朝の挨拶、トイレのスリッパ揃え、片付け、廊下の歩行がだんだんよくなってきていること、「ありがとう」「がんばって」「だいじょうぶ」など友だちへ温かい言葉をたくさんかけている子ども達にたくさん出会ったことを伝えました。  思いやりのあるやさしい心の持ち主は、勉強も、運動もできる子です。  4月から新しい出会いが待っています。新しい出会いの中で「よく考え・やさしく・つよい」大津の子どもがもっともっと育っていくことを心から願っています。

      

  3月18日、88名の卒業生が学舎を巣立っていきました。一人一人に渡した卒業証書をしっかりと受け取ってくれた卒業生。それぞれ進学先は違いますが、この学舎で過ごした思い出をしっかり胸に刻んで新たな中学校生活を送ってほしいと願っています。  卒業式では、この2年間卒業生とふれあっていつも思っていた願いを2つ話しました。

 一つ目は、「将来への希望をもち、必ずや叶えてほしい」という願いです。詩人里みちこさん作「希望」の詩に込められている思いを伝えました。(みなさんの希望は、お父さんお母さんに見守られてやがて叶えられていくのです。)

 二つ目は、「大津の町で暮らしていることに誇りをもってほしい」という願いです。「大津讃歌」や「大津ふるさとかるた」にもうたわれているように、大津の町には素晴らしい宝がたくさんあることを誇りに思ってほしい、そして、その宝をたくさんの人に伝えてほしいと伝えました。  

  「将来への希望」「大津への誇り」をもって、新しい中学校でも、一歩一歩着実に歩み続けてほしいと心から願っています。

校庭の桜の木に・・・・

   

  6年生の旅立ちの日が近づいてきました。卒業式での、はなむけの言葉の冒頭部分「柔らかな春風に校庭の桜のつぼみがふくらむこのよき日・・・」と考えたのはよいけれど、つぼみがふくらんでいるか心配になり、校庭に出かけてみると・・・・・・ 小さなつぼみがふくらんでいるではありませんか・・・・うれしくて、写真にとってしまいました。  

  本校の校庭には4本の桜の木があります。「卒業式・入学式を彩ってくれる桜の木を子ども達のために寄贈させてください。」と地域にお住まいの方から、昨年2月に寄贈いただいた木です。つぼみが膨らみ、花の咲く木に成長しました。しっかりと大地に根を張り、満開の桜の花が咲く木になっていくことでしょう。

東日本大震災から5年・・・・

  東日本大震災から5年が経ちました。震災により、15,000人を超える人たちが亡くなっています。また、2,561名の人たちが未だ行方不明(3月10日現在)です。本日、14時46分に、職員、児童全員が犠牲者の冥福を祈り、黙とうをしました。

 今年度は、3年生が、東日本大震災の復興を祈り、「ひまわり大作戦」の学習を「かんだちタイム」で行いました。10月末には、大津小学校で育てた300本のひまわりからとれた種と手紙を福島県に送りました。子ども達の復興を願う思いが福島の人たちに届いていることを今日、改めて話してやりました。

卒業まであと8日・・・・・

      

 3月18日に、卒業式を行います。早いものです。6年教室に飾ってある「卒業まであと○○日」の日めくりカレンダーの日数がカウントダウンしてきました。校長室での給食会食も残すところ、あと10名です。最近の会話より・・・

A:卒業してから、何すーだー。

B:お母さんが「午前中はしっかり勉強しておきなさい。」って言ってる。午後はしっかり遊ぶぞ。

T:中学校に入学したらすぐ小学校のまとめテストがあるはずだよ。

C:えっ?うそっ!(びっくりする子)

D:知っていたよ!(やや冷静な子)

E:小学校に来れなくなるのは、寂しい。

F:中学校行ったら、先輩とうまくやっていけるか不安だわ。

など、一緒に話しているとあっという間に時間が過ぎます。とっても楽しいひと時です。

 さて、6年生は卒業式に向けて今一生懸命に歌の練習に励んでいます。3月7日(月)から在校生(4年・5年)の歌の練習も始まりました。表情豊かに歌っている子ども達の姿を見て胸が熱くなってきました。

特別支援教育について理解を深める学習

     

  本校には、特別支援学級が4クラスあります。4クラスを総称して「なかよし会」と言っています。支援学級に在籍している子ども達は、それぞれの学年の交流学級でも音楽、体育、図工などの学習を行っています。給食や朝の会にも参加しています。みんながなかよく助け合って勉強したり、活動したりしています。でも「なかよし会」では、どんな勉強をしているのか、分かっている子ども達は少ないと思います。  

 今年度より、各学年の発達段階に応じた特別支援教育について理解を深める学習を実施しています。だれもが共に助け合い、支え合って生きていくことの大切さを学んでほしいからです。

 3月9日(水)には、1年生を対象に「なかよし会の友だちのことを知ろう」の学習をしました。支援学級で学習している様子や交流学級で活動しているところをスライドで紹介しました。集団の中で同じスピードで学習するよりも、一人一人のペースにあわせて、ゆっくり、じっくりと学習をすることで、理解する力や考える力などが身に付くこと、また、意欲が高まり、自信につながることなどを、分かるように話しました。

 また、Kさんのお母さんをゲストティーチャーに招き、Kさんの障がいのことや、みんながとてもやさしく接してくれてうれしく思っていることなどを話してもらいました。

  「一人一人みんな違っていて、みんな素晴らしいですよ。友だちにやさしくして、みんななかよく過ごしましょう。」としめくくりました。

 

6年生との最初で最後の授業(校長と6年生)

 3月8日(火)に、6年生との最初で最後の授業を行いました。  卒業式が近づくと、卒業生に向けてどんな言葉をプレゼントしたらよいか迷います。あれも言いたい、これも言いたい、言いたいことが渦巻いているからです。  卒業式で十分伝えきれない思いを、この授業の中で伝えることにしました。そのメッセージとは、「将来への希望をもち、必ずやそれを実現してほしい。」です。  

 小6の時に、キャビン・アテンダントになりたいという夢をもっていたこと、そして、中3の時には、英語の先生になる夢に変わったことを話しました。「夢は見るのではなく、叶えるもの。」そう信じて、英語の先生になるという夢を実現させました。   

 そして、夢を実現させるために、一生懸命努力したことを3つ話しました。①自分から進んであいさつをする。  ②笑顔で過ごす。  ③思い立ったら行動にうつす。  

 そして、私の大好きな詩人 里みちこさん作「希望」の詩に込められている思いを最後に伝えました。   この授業で伝えた思いを、3月18日の卒業式でもう一度「応援メッセージ」として伝えるつもです。

ボランティア体験発表会(6年生)

 

  6年になると、「かんだちタイム(総合的な学習の時間)」でボランティア学習を行います。これは、約20年続いている大津小学校の伝統ある学習です。

 10月には、出雲市ボランティアセンターに行き、ボランティアの意義について勉強しました。また、ボランティアセンターに登録されている団体の皆さんを本校に招いて、ミニボランティア体験(車いすダンス、廃油石けんづくり、ぐるぐるアート、大正琴、点字など)を一緒に行いました。さらに、ボランティアウィーク期間中(11月の休日)には、市内各地区で行われている様々なボランティア活動に参加しました。 最後に、これまで体験してきたことを活かし、自分達にできるボランティア活動を校内で実施しました。

 実践したことをまとめ、3月3日(木)には、発表会を行いました。 「1年生に本の読み聞かせをしてあげた時、真剣に聞いてくれて本当にうれしかった。」 「2年生と一緒に、昼休みドッジボール大会をしました。たくさんの人が集まってくれて、時間を忘れて楽しむことができました。」 「教室にあるカセットデッキがほこりをかぶっていて、なんとかしたいといつも思っていました。この機会にカバーを作ることにしました。みんなに喜んでもらえたらいいなあ。」 「人のためになることを考えていたら、心があたたかくなります。」こうした感想がごく自然にでてくる6年生は素晴らしいと思いました。

土笛を奏でる(5年生)

 

   毎年、5年生は、ふるさと学習の一環として、総合的な学習の時間(かんだちタイム)に土笛に関わる学習を行っています。斐川町在住の樋野達夫さんに来ていただき、世界の笛についての話を聞いたり、弥生の森博物館で実際に土笛の作り方を教わったりしています。11月には野焼きし、世界に一つしかない土笛ができあがりました。子ども達は、早く、音色を楽しみたいという思いに駆られたはずです。

  その思いに応えるために、3月3日(木)に、樋野さんから土笛の吹き方を教えていただきました。初めて吹く土笛の音色に子ども達は大満足??とまではいかなかったかもしれません。なかなか思うように吹けないこともしっかり体験できました。でも不思議なものです。だんだん、息を吹きかけていくうちに、素敵な音が出るようになってきます。

  4月から6年生になります。4月28日(木)には、弥生の森博物館のオープニングセレモニーで樋野さんと6年生になったばかりの子ども達の土笛によるコラボレーションがあります。乞うご期待!

今日から3月・・・

 

 今日から3月。1月は「いく」、2月は「にげる」と言いますが、月日の経つ早さにびっくりしています。3月もあっという間に「さる」のでしょうね。ところで、3月は、卒業シーズンです。3月18日に、6年生が学舎を巣立っていきます。2月24日には、「6年生を送る会」を行いました。

 そして、2月22日から校長室で、給食の時間に6年生(毎日6名ずつ)と会食をしています。6年間の思い出や中学校に行ってからの抱負など語り合っています。6年間の思い出では、修学旅行、江津の宿泊研修、体育会、入学式、敬老会、クラブ活動などがあがっています。中学校への抱負は、数学や英語の勉強をがんばる、部活動(野球、サッカー、剣道、テニス、バスケット、水泳、卓球、ブラスバンド、美術部など)に参加する。など夢や希望をたくさん語ってくれています。  

 来週には、校長と6年生との最初で最後の授業を行います。卒業式で送るメッセージをちょっぴり先取りして伝える予定です。そして、3月18日は、思い出に残る素晴らしい卒業式にしてあげたいと思っています。

2022年10月

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