2泊3日の宿泊研修ではいろいろなことがありました。いくつか紹介します。
その①「すてきな贈り物」
研修に行く前は天気を心配していましたが活動中に雨が降ったのは、2日目のスコアオリエンテーリングの時だけでした。その中で、ハプニングは起こりました。ある子どもが、雨がひどくなってきたので自分のめがめをカッパのポケットに入れたそうです。そのままオリエンテーリングを続けてゴールしました。しかし、いつのまにかめがねがなくなっていました。全員がゴールした後、担任となくした子どもが探しに出かけましたが見つかりませんでした。また、他の教員や少年自然の家の職員さんも探しに行ってくださいましたが、やっぱり見つかりませんでした。もう見つからないとあきらめていました。
そして、いよいよ少年自然の家から出発する時刻になりました。最後は「退所の集い」です。その中で少年自然の家の所長さんから「めがねをなくした子どもへプレゼントがあります」という話がありました。小さな箱にリボンがきれいにかけられており、もしかしたらと思っていました。その子どもが箱を開けてみると、なんとあきらめていためがねが入っていました。そのめがねは、退所の日の朝、ある職員さんが「もう一度回って探してみます」といって出かけられ、見つけられたものでした。その職員さんも探しても見つからずあきらめかけた頃に見つけられたそうです。子どもにとっても私たちにとっても忘れられない贈り物になりました。本当にありがとうございました。
見つけてくださった職員の方にお礼を言っています。
その② 「すてきな訪問者」
これもオリエンテーリングの時のことです。子どもたちはあちこちのポイントを探しにグループごとに出かけました。その中でめったに出会うことのない動物を見かけました。
それは「鹿の子ども」数頭でした。複数の子どもが目撃したので間違いはないと思います。貴重な経験となりました。