「住みよいくらしをつくる」の学習で、灘分浄水場の見学に行きました。
斐伊川の地下水から取水ポンプでくみあげた水を、「人が安心して飲むことができる水」にして、
愛宕山にある配水池に送っておられる施設です。
「一列に並んだ巨大なろ過機に大量の水を通して、たまった汚れを洗い流すようす」も見せていただきました。
ゴーッという音とともに、すさまじい勢いで流れ出る水にびっくり。最初はにごっていた水が、最後にはきれいになってきて、ろ過機の中が再びきれいになったことがわかりました。
ろ過機を洗った水は汚泥処理池に行きます。底には、カレーのルーのような泥がたまっていました。
川が汚れて水の中の生き物が死なないように、この泥を除いた水だけを川に戻されるそうです。
泥は、先日見学した「埋め立て処理場」に送られると聞いて、「いろいろな仕組みがつながっていること」や、「自然を汚さないように気をつけながら、安全な水を作ったり、ごみを処理したりしておられること」が、あらためてわかりました。
監視室には、365日24時間、交替で勤務しておられ、たくさんある機械のようすを監視しておられるそうです。
「『じゃ口をひねったら、いつでも、安全な水が出ること』を願って仕事をしています。」というお話が、みんなの心に強く残りました。
灘分浄水場のみなさん、ありがとうございました。