10月16日 「福祉について学ぼう~アイマスク体験」

 7月に学習した「車いす体験」に続き、社会福祉協議会 平田支所から講師の先生に来ていただいて、体育館で、「アイマスク体験」の学習をしました。

 「みんな(この世のすべての人)が、楽しく、安心して暮らしていく」という、「福祉」という言葉にこめられた大切なねがい。そこに向かって学習していくことを、講師の先生がやさしい笑顔で話してくださいました。

 アイマスクをつけるのは、全員が初めてです。

 最初は、座ったまま、「手渡されたものが何か」を考える体験をしました。

 五感の中で視覚を使わない状況にたつと、いっしょうけんめいに、手ざわりで確かめたり、においをかいだりして確かめることが、体験できました。

 次に、アイマスクをつけて、体育館の中をゆっくりと一人で歩いたり、聞こえてくる手の音に向かって進んでみたりしました。広い場所での不安や、音を聞くことの大切さを実感できました。

 続いては、アイマスクをつけていない友だちとペアになって、手をつないで歩きました。一人の時とは、気持ちは全然ちがい、「安心」でしたが、ただ手をつないで歩くだけでは、「安全」ではないことを知りました。
 その後、先生から、「ガイドのしかた」について聞いたり見せていただいたりしてから、体育館に作った段差や、校舎内の階段で、ペアで交替しながらやってみました。

 「相手の安全を確かめながら」そして、「言葉で知らせながら」、気持ちをつないで行動することが大切だとわかり、「そのことは、車いす体験の時といっしょだね。」と話しました。

 わかりやすく、また、温かくご指導いただき、ありがとうございました。

 

2022年10月

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