2023年2月アーカイブ

Jアラート

2月22日(水)に「弾道ミサイル発射時における対応避難訓練」を行いました。昨今は北朝鮮によるミサイル発射実験により日本国内でもJアラート(全国瞬時警報システム)が発信された地域があります。あってはならない有事に対し、自らの命を守るための訓練です。火災や地震、大雨・洪水・津波など様々な災害同様、いつ起こるのか、どんな状況で起こるのかは分かりませんが、意識をもって備えることは大切なことです。避難場所は、校内でガラス窓の一番少ない東階段および踊り場としました。外にいるとき、登下校中、家にいるときに起こるかもしれないことを踏まえ、家庭でもこのことについて話すよう伝えました。ぜひご家庭で話題にしてみてください。

IMG_2081.JPG IMG_2080.JPG IMG_2084.JPG

薬物乱用防止教室

2月21日(火)に6年生が薬物乱用防止教室を受講しました。講師には本校薬剤師の足立先生にお越しいただき、身近にある医薬品や危険な薬物などについて学びました。

風邪をひいたときにも飲む薬であっても、使い方を間違えると薬物の乱用になるという話をされたとき、子どもたちが顔を見合わせる場面がありました。「兄弟姉妹や父母などの薬を飲んだ(飲まされた)ことがありますか?」というくだりです。思い当たる節があるのでしょう。かくいう私もそうでした。その人によって適正な容量があるから、迷ったときは薬局等に相談することをお勧めされました。

また、覚せい剤や大麻など違法な薬物も依然として国内また県内でも使用・所持で検挙されている現状について教えてもらいました。ラムネなどサプリのようなかわいいもので分かりにくいものもあるそうです。一番怖いのは、1回くらいなら大丈夫、いつでもやめられるという甘い考え。薬物は1回でも絶対ダメ!と強く念押しされました。

たばこの害についても話されましたが、子どもたちは、この時が一番メモに力が入っていました。きっとおうちに帰ってから、大好きな家族の健康のため、メモの内容を厳しく語ったのではないかと想像します。

もうすぐ中学生になる6年生です。この先様々な誘惑から自身を守る術を身につけてほしいと思います。

IMG_2480.JPG IMG_2487.JPG IMG_2489.JPG

昔の人って

3年生が社会科の学習の一環で、2月16日(木)に佐田行政センター3階へ昔の道具見学に行きました。

出雲市役所文化財課(出雲弥生の森博物館)のお二方に昔の道具について説明していただいたり、石臼を引かせてもらったり、洗濯板を使って洗濯をしたりと、様々な体験活動をさせてもらいました。子どもたちは、体験を通して「昔の人たちは寒い中でも洗濯をしないといけないから大変だ。今は便利だな。」「昔の人は工夫して生活しておられてすごい。」という思いを持ったようです。

今の生活の便利さに感謝の気持ちを持ちつつ、お手伝いなどを積極的にやってくれたらと思いました。

(3・4年学級通信より抜粋)

IMG_6097.JPG IMG_5995.JPG IMG_6021.JPG IMG_6051.JPG IMG_6075.JPG IMG_6049.JPG 

久しぶりの合同学習

今日の午前中に、佐田中学校区での特別支援学級合同学習を、中学校のランチルームを主会場にして行いました。この学習会は年に3回、窪田小、須佐小、佐田中の児童生徒が顔を合わせて親睦を深めるものです。12月に予定していた第2回合同学習はコロナのため1月に延期となり、1月予定日も大雪による臨時休業のため中止となってしまいました。このメンバーで会うのは久しぶりでしたが、小学生を誘導案内し、積極的に話しかけてくれる中学生のお兄さん方のリードもあり、最初から打ち解けた雰囲気で会が始まりました。

卒業を控える6年生や、中学3年生も混じっている中で、「はじめの会」では進学、進級に向けて頑張りたいことを発表し合いました。

その後は3班に分かれ、ケーキホップづくりをしました。チョコの甘い香りに包まれ、一口大に丸めた生地にお好みのクランチのトッピングでカラフルなケーキホップが完成しました。また、体育館では先程のチームごとで「風船バレー運びリレー」(仮称)をしました。どのチームも中学生がしっかりとリーダーシップをとり、最高に盛り上がりました。

短い時間ではありましたが、3校の子どもたちのつながりが笑顔の中にあふれる学習会となりました。

IMG_2418.JPG IMG_2457.JPG IMG_2428.JPG IMG_2447.JPG IMG_2466.JPG IMG_2473.JPG 

なわとび大会開催

今日の3校時になわとび大会(集会)を開きました。

3学期に入り、体育の時間でもなわとび運動に取り組んでいるためなのか、この時期は休み時間にもなわとびに興じる子どもが激増します。本校でも1か月前から体育館になわとび専用スペース(ジャンピングボード設置)を設けています。今日の大会を一つの目標として、各々が自分の技を磨いてきました。

内容は、「短なわ」では1分早回し跳び、技能跳び(後ろ、かけ足、あや、二重)、名人技(二重あや、二重交差、スーパーサイドクロス、三重など)を学年または縦割り班ごとに披露し合ました。また「長なわ」では学級ごとに目標を発表しチャレンジしました。目標に向けて仲間と気持ちを一つにして頑張る姿や、失敗に対しても激励・再奮起の声が随所に聞かれ、結果以上に価値のある大会となりました。

それにしても、子どものポテンシャルは天井底知らずです。この1か月間、昼休みに子どもたちのなわとび練習の様子を見てきましたが、数日前までできなかった技が突然できるようになっていたり、数日後には平気で10回近く跳んだりしているのです。上からマウントでコツを教えていた私は完全においてけぼりです。「継続は力なり」...いい言葉です。

IMG_2396.JPG IMG_2403.JPG IMG_2408.JPG IMG_2409.JPG IMG_2415.JPG IMG_2417.JPG 

最後の学習公開日

2月14日(火)は今年度最後の学習公開日でした。

1・2年生は「もうすぐ2年生」「くぼ田のすてきをつたえよう」と題し、1年間で学習したことや、できるようになったことなどを発表しました。タブレットでの発表は、以前紹介したように自分たちでまとめ、発表での操作もすべて自分たちで行いました。保護者からは、「自分もよく知らなかったこともわかって、勉強になりました」との感想もいただきました。

3・4年生は体育館で、「用具を操作する運動」としてなわとびの様子を見てもらいました。翌日に迫ったなわとび大会で、これまでの練習でスキルアップした「短なわ」や、仲間との協調がカギとなる「8の字跳び」を披露するため、この日も力を合わせて取り組みました。

5・6年生は社会科を見てもらいました。「世界に歩みだした日本」の単元の中で、差別に苦しんできた人たちが、平等な社会を築くために立ち上がった歴史背景と、その思いを共感的にとらえる内容です。大人でも向き合い方が難しいこの同和問題に対し、傍観的ではなく、自分事として考える意義の深い学習でした。

「逃げる2月」のとおり、2月ももう半ば、6年生の卒業まであと1か月です。1年のよい締めくくりになるよう気を引き締めてまいります。

IMG_2378.JPG IMG_2380.JPG IMG_2384.JPG IMG_2386.JPG IMG_2389.JPG IMG_2391.JPG 

全校朝礼

今日は全校朝礼を行いました。

まず初めに2020年度島根県版画展の表彰をしました。2学期に低学年から高学年までの全校児童が図工の学習で取り組み、応募したものです。

本校児童の作品の審査結果は、最優秀賞1名、優秀賞12名で、そのほか優良賞や佳作など入賞者が多数いました。この結果を踏まえ、全参加91校の中から6校が学校賞を受け、本校も受賞校となりました。作品を見ると、なるほど皆力作ぞろいです。受賞作品の一部は児童玄関を入ってすぐの壁面に展示してあるので、ぜひご覧ください。

その後、校長の話をしました。3学期の生活目標でもある「感謝」の意味についてのお話です。弓矢の弦の緊張が緩む様を例に、「感謝」とは、深く心が動いたことに対して、言葉を射る=発するということであると前置きし、「ありがとう」の言葉には、それぞれの人の心の動きが深く関わっているということを伝えました。そして実話を紹介する中で、各々にこのことについて考えてもらいました。低学年にはちょっと難しかったかもしれませんが、一旦立ち止まって考えてみる機会にしてほしいと思っています。

IMG_6631.JPG  IMG_6635.JPG  IMG_6638.JPG  IMG_6648.JPG

授業の一コマ

今日の2校時、5・6年生教室では同和問題学習をしていました。これまでにも社会科の中で、歴史的背景とともに同和問題に関する差別事象について学んできています。今回は、奈良県の西光寺に生まれた西光万吉さんの様々な差別体験や後に仲間とともに創立する「全国水平社」などに視点を当て、同和問題、また解決に向かう知恵と勇気について学びを深めていました。歴史問題であると同時に、人としての根っことなる人権や尊厳における大切な学びの時間です。

IMG_2370.JPG

1・2年生教室では、何やら全員がタブレットに向かっています。中に入って見てみると、1年生は、1年間の振り返り(頑張ったこと、学習したことなど)を写真でまとめていました。2年生は、生活科で見学させてもらった駐在所や郵便局、図書館、コミセン、地元の商店をタブレットのプレゼンテーションソフトで資料作成していました。どうやら14日の学習公開日で発表するようです。ぜひ楽しみにしていてください。

IMG_2371.JPG IMG_2377.JPG IMG_2375.JPG

警察署見学

2月9日(木)に3年生が社会科見学で出雲警察署に出かけました。市民の安全・安心を守るために、警察の方々がどんな仕事をされ、どのような工夫をしておらるのかを学びました。

警察官お二人の話を聞いたり、防刃着を着させてもらったりしました。また、実際に警察官が使用する盾を持たせてもらったり、パトカーの座席に座らせてもらったりするなど、貴重な学びができました。

IMG_5891.JPG IMG_5901.JPG IMG_5899.JPG IMG_5914.JPG IMG_5915.JPG IMG_5918.JPG

素敵な1日の始まり

「朝のプレゼント」が今日も届きました。

厳寒の1月が過ぎ、日中は少し暖かささえ感じるようになった今日この頃です。「さくらんぼの会」のみなさんの声にいざなわれる物語の世界が、いつも子どもたちの心もぽかぽか温かくしてくれます。張り詰めた静寂の中で読み聞かせの温かい声が響いていました。

そのあと、各教室で今月の歌「きみに会えて」を歌います。マスク越しにでも一生懸命歌っているとわかる子どもたちの姿がありました。歌詞とも相まって、これまた感動する1コマでした。

IMG_2363.JPG  IMG_2358.JPG IMG_2361.JPG  IMG_2365.JPGIMG_2366.JPG 

手づくりの「橋波こんにゃく」

今日6日(月)の午前中、3・4年生が、校外学習で窪田橋波地区のブランド物産品ともいえる「橋波こんにゃく」の工場見学に出かけました。

四十数年前、橋波で米作りに代わる農産物開発はできないか思案し、4戸の夫妻8名で試験的に始められたのがスタートなのだそうです。今回の見学では工場創設の中心となっておられた深井さんから、こんにゃく作りに関する話を聞き、その後には実際にこんにゃく芋から精製して練り、手で捏ねて形にする作業を体験させてもらいました。現在では機械も使って捏ねるそうですが、以前は手作業だったようです。

普段スーパーなどで見かけるこんにゃくは、「こんにゃく粉」が原料ですが、ここのものは「こんにゃく芋」が原料なのだそうです。粉から作るものはいつでも精製でき、大量生産も可能ですが、芋をスライスして使うこの工場のものは、大量生産はできません。地域の方たちを中心に、その味は高く評価されています。

子どもたちは話を聞く合間に、今日作られたこんにゃくの刺身をいただき、橋波のブランドこんにゃくに舌鼓を打っていました。また一つ窪田の自慢が増えた子どもたちでした。

IMG_2357.JPG IMG_2347.JPG IMG_2349.JPG IMG_2351.JPG IMG_2346.JPG IMG_2354.JPG 

連合修学旅行事前交流会

窪田小学校と須佐小学校は連合で修学旅行に行っています。今日は両校の5年生が、来年度の修学旅行に向け、須佐小学校にて事前交流会を行いました。

今日のメインは、合同での平和学習です。広島平和記念公園で資料館を見たり、語り部さんの話を聞いたりする前に、簡単に戦時中の日本の様子や暮らしている人々にスポットを当て、須佐小の先生から画像・映像を用いて説明をしてもらいました。神妙な面持ちで説明のモニターを見つめる子どもたちの顔が印象的でした。

また、およそ1年後には同じ佐田中学校でクラスメイトとなる両校の子どもたちです。下の学年のときから何度か交流活動はしてきていますが、最近はコロナの影響もあり減っているのが現状です。今日の交流を一つのきっかけにして、今後もつながりを深めていけることを願っています。

IMG_2340.JPG IMG_2341.JPG

盲導犬のことをもっと知ろう!

窪田小と須佐小の3・4年生が、2月2日(木)に合同で盲導犬の学習を行いました。

盲導犬ユーザーで、西神西町にお住いの今岡秀子さんに窪田小までお出かけいただき、子どもたちが考えてきた盲導犬に関する素朴な疑問に答えていただきました。

今岡さんは以前に、統合前の西須佐小学校、統合後の須佐小学校で教鞭を執っておられたそうですので、佐田地域には造詣が深い方です。校長室では才谷トンネルがまだ無かった頃の峠越え雪道通勤のお話も聞かせてもらいました。

たくさんお話しいただいた終盤に、今岡さんが自身にとっての盲導犬の存在について、熱く子どもたちに語ってくださいました。伝えられた思いは次のようなメッセージです。

1.盲導犬がいてくれることで、安全な歩行ができるようになった。

2.盲導犬は家族の一員。心の支え。

3.17年間、いろんな学校に行って話をしてきた。たくさんの人たちとの出会いをプレゼントしてくれた。そしてすべての学校の子どもたちからパワーをもらった。

4.感謝することを教えてもらった。自分のほかにも盲導犬を待っている人はいっぱいいる。盲導犬一頭が育つためには、たくさんの人とお金(税金や寄付)が関わっている。この感謝に応えるためには、自分にできることを一生懸命にすること。

また、盲導犬や聴導犬、介助犬などの補助犬は、どんな場所にも入れる法律もあるのに、理解してない人がいたことに残念な思いをされた話も聞きました。

「みんなが幸せに生きるために」という壮大なテーマの中で何か子どもたちが感じてくれたら、という一念でお話をされているのが伝わってきました。

今岡さん、ありがとうございました。

窪田小、須佐小の子どもたちは実に積極的に質問し、自ら学ぼうとする姿勢に嬉しさを感じました。この後両校の子どもたちはドッジボールなどで盛り上がり、しっかり交流する機会にもなりました。

IMG_2325.JPG IMG_2333.JPG IMG_2330.JPG IMG_2329.JPG IMG_2337.JPG IMG_2338.JPG 

窪田の伝統文化継承

4年生の社会科で「郷土の伝統・文化と先人たち」の学習をしました。地域講師として、安来節保存会神門支部長、民謡連合会会長の吉川静樹さんと、高橋美保さんをお招きし、窪田地区の伝統的文化芸能についてお話を伺ったり質問したりしました。

窪田地区においては、安来節(唄、どじょう掬い、銭太鼓)にはなじみが深く、学習発表会「ふれあいフェスティバル」では歌舞伎と隔年で1・2年生が取り組み発表しています。したがって本校児童はみんな安来節経験者なのです。

今日は、安来節では欠かせない皷(つづみ)と三味線も持参していただき、その歴史についてもお話しいただきました。

吉川さんが窪田地区で安来節を始めたのが50年前。最初はもう一方の二人だけでで始められたのだそうです。その技と伝統が、今日来てくださった高橋さんをはじめ、たくさんの人たちに伝承されて人数も増え、フジテレビの27時間テレビに出演したり、全国の公演に参加したりされています。昨年は本校児童も10名近くが、高知県で開かれた芸能の祭典に島根県代表として参加しました。窪田支部だけで唄や三味線、どじょう掬い踊りの師範が複数人誕生しています。

実はこの吉川さんは、本校3年生児童の祖父でもあり、高橋さんは4、6年生児童の母親でもあるのです。こんな身近にスペシャルな先生がいらっしゃる恵まれた地域でもあるわけです。

最後に次のような話をされました。「今こうして窪田で盛り上がっている安来節も、後継者がいなければなくなってしまいます。」

子どもたちにどのように響いたのでしょうか。

IMG_2313.JPG  IMG_2318.JPG IMG_2322.JPG IMG_2321.JPG IMG_2323.JPG

2023年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

カテゴリ

ウェブページ