島根県の文化芸術次世代育成支援事業で、今日、5・6年生が箏(こと)の学習をしました。
出雲邦楽会から木次則子先生をはじめ、木次社中の5名の講師の皆様においでいただきました。
最初に木次先生の箏と安藤先生の尺八による「春の海」の演奏を聴きました。もう一度正月を迎えたかと錯覚する心地よい調べに陶酔していると、続いて全講師の皆さんによる箏と三味線と尺八の演奏が始まりました。日本の楽器のよさを再確認できる素晴らしい演奏でした。
そしていよいよ子どもたちの箏体験です。爪のつけ方、座り方、弦の弾き方など、基本的なことや、弾く時の心構えについて丁寧に教えてくださいました。
子どもたちは、1時間みっちりと練習し、最後には「さくらさくら」を発表するまでに上達しました。びっくりです。先生方にもその素質と頑張りをほめていただきました。
「また機会があれば箏に挑戦したい」との感想が複数あったこともそれを象徴しています。木次社中の皆様、貴重な学習をありがとうございました。