12月6日(火)に1・2年複式学級で、算数科の研究授業を行いました。
出雲教育事務所と出雲市教育委員会からの訪問指導を兼ねての授業です。
1人の担任が2学年を渡り歩く算数の授業でしたが、1年生は、箱の側面に着目し、触ったり描いたり、描いた形をデザインしたりと、とても楽しそうに、立体図形や平面図形の素地となる感覚を培う学習をしていました。円の形を球体のボールで描こうとするけどできないことも、やってみて初めて分かる貴重な体験でした。2年生は、かけ算九九を使い、総合的に工夫して数を求める学習でした。もう少し上の学年で面積や体積の学習につながる単元でもあります。既習であるかけ算の意味を確認しつつ、長方形ではない凸凹のチョコレートの数を求めるのですが、子どもたちは実に多様な考え方を思考し、自分たちで友達に伝えていました。自校の子どものことを言うと、手前味噌になりますが、2年生とは思えないほど高度な話し合いが展開されていたように思います。まだ始めて間もないガイド学習による主体的な学びができていました。
指導の先生にも、単学年での授業としても参考になる授業だと褒めていただきました。今後も学校全体でスキルアップしていきたいと思います。