12月13日(火)5・6年生教室に、山根温子さんと結子さんが来てくださいました。
この方は、山陰中央新報に隔週(水曜日)で連載されている「全介助の娘 全力育児の母 結子と温子」を執筆なさっておられる母娘です。
結子さんは1歳の時にミトコンドリア病リー脳症という難病を発症し、もうじき8歳の現在は自力で立ったり、食事をしたり、話したりすることはできませんが、温子さんを中心とした家族や地域の福祉、学校など多くの支えの中で、みんなと同じように泣き笑い、日々奮闘しているそうです。その様子を子どもたちにお話しいただきました。好きなこと、嫌いなこと、お風呂の入り方、食事の仕方、学校の友だちとの大切な時間など、温子さんが話をしている最中も結子さんはいろんな表情を見せてくれ、まるで言葉にならないメッセージを子どもたちに送ってくれているかのようでした。
授業が終わり業間になってからは、学級の子どもたちとのふれ合いの時間となりました。みんなで体育館に行き、風を感じてバギーで走ったり、手を握ったり、散歩したりと、みんながとても楽しそうにしていたのが印象的でした。
最後に温子さんがこう話されました。「結子のことを障がい者ではなく『勇敢なチェレンジャー』と呼んでいる」
命や生き方、自分と相手・・・ いろいろ考える機会をもらった気がします。温子さん、ありがとうございました。結子ちゃんまた会おうね!