9月17日(土)に運動会を挙行しました。スローガンにある「あきらめない心をもって」の言葉通り、子ども達は勝利・優勝をめざし、ひたむきに競技に取り組みました。
「負けの美学の体感」「悔しさや失敗が人を強くする」ことは、一朝一夕に実感できませんが、長い目で見たとき、自分の糧となる経験ができるのは、運動会など競技スポーツがもつ一面でもあります。勝って嬉しい顔、負けて悔しい顔、どちらも価値があると感じました。
2学期に入ってからずっと、いやもっと前から応援合戦の構想やリーダーシップのとりかたなどを話し合い、準備してきた5・6年生。その姿に刺激を受け、色別練習から本気モードでついていった低・中学年。今日一日だけではない積み重ねが本番のパフォーマンスでした。
人数が少ない本校の実状の中、PTA保体部の皆さんの絶大な協力のお陰でスムーズな運営ができましたこと、大変感謝しております。
運動会の応援合戦というと、昭和の時代から変わらない練習風景。教員も熱を帯びてくるとだんだん応援リーダーへの圧が増し、よりクオリティの高いものにしようと声掛けをする雰囲気。もちろん今でもその良さは十分ありますが、現在、時は令和。「子どもの主体性や多様性、そして子どもの心に寄り添う教育」を大切にすると教育界が宣言している通り、私たち教職員の考え方も変革せねばと話し合いました。
「あってよかった運動会」とみんなが思える行事となったでしょうか。
保護者の皆さん、ぜひお子さんに聞いてみてください。