感覚の統合 聞く力←見る力←座る力

6月15日(水)の学校公開日に併せ、学校保健委員会を開催しました。この会は子どもたちが生涯を通して健康で安全な生活を送る力を身に付けるため、学校と家庭、地域、医療関係等が連携して健康づくりを推進する組織です。

今回は島根大学教育学部付属学園学習生活支援センター(CoCOラボ)の高木潤先生の講演をメインとして、PTA保体部の方々に進行等お世話いただきました。

「学習や生活にとって大切な体づくり」と題した高木先生の講演は、3年生以上の児童も一緒に聞きました。講演とは言っても、ただずっと聞くだけではなく、自分の体を実際に動かすことで体の様々な感覚を意識し、自分の得意と不得意が学習に生かされる仕組みについて楽しく考える講演会でした。

短期記憶を鍛えるエクササイズや、目と手をうまく協応させるためのエクササイズ、足で踏ん張りバランスをとるエクササイズなどを織り交ぜながら、「聞く力 見る力 座る力」の3つのパワーアップをすることで、集中して考えることができるようになることを教えてもらいました。

黒板をノートに写したり、ドリルの漢字をノートに練習したりすることが苦手な人がいます。目で見た情報→脳→手指(適切な力加減で文字にするよう手指に伝える)のように、「自分の体と感覚」というたいへん面白い視点で切り取られた学習の在り方を提案してもらった気がします。

お話を聞く子どもたちは常に笑顔。高木先生曰く、「楽しく」が一番重要なのだそうです。

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2022年10月

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