2022年5月アーカイブ
5月26日(木)に全校児童を対象に交通安全教室を実施しました。1・2年生は窪田保育所園児と一緒に、実際に学校周辺の道路に出ての横断歩行練習、3年生以上は校庭で自転車の実技練習を行いました。佐田駐在所や交通指導員の皆さんにご指導いただき、自分の命を自分で守る実践的な学びの場となりました。本校児童は普段道路を歩く機会が少ないという実態があります。特に低学年にとって横断練習は、具体的な身の守り方を確認する上でとてもよい機会となりました。
小学生の交通事故の3/4が自転車事故です。運転技術だけでなく、安全確認がとても大切なことを、ブレーキ、8の字、交差点などのコースの中で実感できたのではないかと思います。
「訓練を日常に」この教室で学んだことを普段に生かしてほしいと思います。
※佐田町交通安全推進協議会から全児童に「トライアングル反射ポータブルバッグ」を贈呈していただきました。
5月25日(水)梅雨入り前の田植え日和。空は快晴で、気温がぐんぐんと上昇する中、1・2年が手植えによる田植えを体験しました。
今年度も農事組合法人「橋波アグリサンシャイン」の皆様が、合鴨を利用した無農薬農法を計画してくださり、苗やアイガモの準備はもとより、田んぼの整備や代掻きなど、全面的にお世話いただいた中で田植えがスタートしました。
1年生にとっては初めての体験です。最初はぬかるんだ田んぼの土に足を取られ、苦戦していましたが、徐々に手つきも腰つきも安定し、無事に苗を植えきることができました。2年生はさすが経験者。真っすぐきれいに速く植えていく子どもたちに、「スカウトしたいわ」とアグリの方々に言わしめるほどでした。
その後、除草や害虫駆除にも一役買ってくれるアイガモのヒナを、全員が自分の手から田んぼに放ちました。今回植えた稲はもち米です。秋には稲刈りや餅つきの体験もさせていただく計画です。子ども達にとっては、ふるさと窪田を感じられる貴重な体験となりました。
5月24日(火)に3年生が社会科学習の一環として、佐田町を飛び出し、須佐小学校と合同で出雲市巡りの見学を行いました。
車窓からの立久恵狭の雄大さを眺めつつ、実際に降りてつり橋を渡りました。「揺らすな」という担任の言葉と裏腹に、大きく揺れるつり橋に、担任だけが顔を引きつらせていたようです。
その後は、一の谷公園に行き展望台に上がりました。市内を見渡してみると、北山の連なりや出雲市駅周辺の街の特徴がよくわかりました。
大社漁港では水揚げされた魚の競りの様子を見せてもらいました。
また、山陰の一大観光地出雲大社で弁当を食べ、神門通りから吉兆館までを歩きました。思ったより距離が長くクタクタになりバスに乗り込みました。
そして最後の見学地、大社のぶどう園ではぶどう生産の秘密を聞きながら、おいしいデラウェアを堪能しました。
須佐小学校の人たちとも仲良く交流でき、出雲の魅力もたくさん発見できた見学となりました。
3・4年生複式学級の算数の授業を見させてもらいました。
複式学級では2つの学年を一人の担任が指導するので、合同で3年の学習をしたり4年の学習をしたりする学習形態と、それぞれの学年が自学年教材を学習する形態があります。後者は、教師が両学年を行ったり来たりするので「わたり」と呼ばれています。
本校では年間を通し、算数と国語は「わたり」で学習しています。教師がついていないときは、授業を子ども達自身で進めていきます。(ガイド学習と呼んでいます)
今日もガイドの子が進行役となり、みんなで発表し合い学びを深めていました。
校庭では体育で鉄棒を頑張っていました。
「とび上がり~ ツバメ~ ふとん干し~ ゆらゆらゆら~ ・・・」
声と太鼓のリズムで楽しそうに鉄棒運動にチャレンジする姿が印象的でした。
校庭のすぐ隣に田んぼがあります。そこにせり出た木にモリアオガエルの卵塊がありました。普通カエルは水中に産卵するのですが、モリアオガエルは水面にせり出した木や草に卵を産みます。
昨年も同じ場所に孵化したオタマジャクシがそのまま田んぼに落ちて泳いでいるのを見かけました。このカエルは夜行性なので昼間はあまり見られないかもしれませんが、誰が最初に見つけるか楽しみです。
昨日5月18日(水)は出雲市小学校陸上大会が開催され、本校からは5・6年生が参加しました。コロナ禍の中での大会ということで、昨年度に続き無観客での開催となり、ご家族の皆様には残念な思いを持たれていた方も多かったのではないかと推察いたします。感染拡大防止にご協力いただきありがとうございました。
昨日は天気が良すぎて雲で陰ることがないほど太陽が照りつけていました。そんな中、窪田小の選手たちは、暑さや熱中症にも注意しながら、自分の持てる力をしっかり発揮していました。
順位や記録も重要ではありますが、ベストを出そうと努力してきた過程や、多くの人たちの中でも臆さずパフォーマンスができた経験も大きな財産になったことと思います。
大会前日の5月17日(火)には3・4年生の応援団を中心に、陸上大会に向けた壮行式が開かれました。式の前には選手がそれぞれ出場する種目の試技を見せてくれ、「より速く、より遠くへ、より高く」と躍動する先輩の姿に、下級生たちは惜しみない拍手を送っていました。
応援団を結成したばかりの3・4年生たちにとっても初舞台ですが、選手の大会での奮起を期して力強くエールを送ってくれました。
小学校へ入学する前の子ども達は、学校に対する「ワクワクした思い」を体いっぱいに表し、ランドセルを背負って学校に行く日を待ち焦がれている子がたくさんいます。
しかし、私自身のことを振り返ると、いつの頃からか長い休みになる日を目標にしながら学校に通い、「勉強する=つらいけど頑張ること」に変わっていた気がします。
1年生が入学して1ヶ月余りが経ちました。人数は2人でしたが6人の先輩2年生にいろいろ教えてもらいながら、複式の「わたり」と言われる授業スタイルでも生き生きと学習しています。授業のことを尋ねると「勉強が楽しい」と答えてくれます。これが一番です。
笑顔いっぱいの音楽の授業です。
勉強も含め、楽しい学校であり続けたいと思います。
6年生は、窪田小・須佐小の連合で、6月2日(木)・3日(金)に修学旅行に出かけます。
今年度は広島方面への旅行を計画しています。まだまだコロナ禍ですので、十分な感染対策を講じ、緊急的な事態が生じることも想定しながら対応策を練っているところです。
まずは児童の安全・安心を第一に考え、慎重に判断し行動に移したいと思います。
今日は窪田小で、事前の交流会を行いました。
両校入り混じった各班で自己紹介をしたり、係を決めたりしながら、少しずつ打ち解け合い、係別会で日程等を確認後、業間休みには体育館で一緒に遊ぶ姿も見られました。
「まだ帰りたくないな。もう1日いたかったな。」と思える旅行にしてほしいと思います。
後半は、先日見学した大社基地を想起したり、各々が平和(戦争)をテーマに調べたことを発表したり、ビデオを視聴したりしながら、合同で平和学習を行いました。
私たちが身を置くこの地の今が平和であることを実感し、恒久に平和が保たれた未来でありたい切に思う気持ちや、心が揺さぶられるような貴重な体験をしてきてほしいと願っています。
今年度のクラブ活動が始まりました。
本校は3年生からクラブ活動に参加します。
和太鼓クラブ、手作りクラブ、わくわくクラブの3つです。
和太鼓クラブには、昨年度も指導に来てくださっていた飯塚さんに加え、糸賀さん、岩崎さんも指導に入っていただきます。
今日は3名とも来ていただき、豪華なラインナップでの活動となりました。
校舎内には心地よい和太鼓のサウンドがこだましていました。
手作りクラブはストローで飛行機を作りました。
自慢の作品は、さっそく廊下での試し飛行です。
わくわくクラブは体育館でドッジボールを楽しみました。
柔らかいソフトバレーボールを使用し、女子も男子もガチンコ勝負です。
5月9日(月)、窪田小6年生と須佐小6年生が合同で校外学習に出かけました。
出雲市役所を見学した後、バスは一路斐川町に向かいました。
目的地は、太平洋戦争末期に建設された西日本最大規模の旧海軍飛行場・大社基地滑走路跡です。管理していた国から大手民間会社に所有が変わり、現在は全長1500mのコンクリート舗装の姿は見られなくなりましたが、まぎれもなく本土決戦をにらんで造られた軍事施設であり戦争遺跡です。
一行は、近くにある「新川鉄橋」へとバスを走らせました。この鉄橋は終戦間際に大社基地の飛行場を襲った米軍の艦載機が機銃掃射を浴びせ、その時の銃弾の痕が鉄橋の橋げたに残っている現役の鉄橋です。鉄を貫通した銃弾の威力や、当時の町の人々が恐怖におののく様子を想像し、子ども達はその銃弾痕を真下からまじまじと見つめていました。
その後は少し離れた場所にある魚雷や爆弾を隠しておく「魚雷庫」「爆弾庫」も見学しました。敵の偵察機に見えないよう、地形を利用して造られたことなど、須佐小の先生に説明を受けながら興味深げに見入っていました。
6月には修学旅行で広島に行き、原爆投下という恐ろしい現実を目の当たりにしてきます。平和学習とは何を学ぶ学習なのか、自分なりに考え、身近にもあった戦争の爪痕を今後の学習に生かしていきます。
5月6日(金)、空は快晴、日陰に入らないと暑くてじっとしていられないくらい気温が上昇する中、全校で写生会に出かけました。
1年生から4年生までは例年写生をさせていただいている伊藤牧場の牛舎を、5・6年生は明教寺の境内をそれぞれ写生しました。
牛舎の中では一頭も繋がれることなく、自由に牧草を食べたり、横になったり、水を飲んだりする牛を間近で見れます。動いてしまう牛に「あー動かんで」と語りかける一幕も。実際のにおいや雰囲気を感じながらしっかり描いていきました。
一方、今年初めてとなる寺の境内では鐘撞き堂や寺院の段木や垂木、天井などの複雑な構造、そして構図に「むずかしー」と頭を抱えながらも、集中して対象物を眺めて描いていました。
色塗りは、後日学校で行います。どんな作品に仕上がるか楽しみです。
5月2日(月)、学校の玄関前には地域の方々がズラリと並び、子ども達の登校を待っておられる光景がありました。
毎月1日と14日を基本として、佐田地域見守りネットワーク連絡協議会の皆様による、あいさつ運動が展開されています。
振興協議会や民生児童委員、地域安全推進委員、出雲警察署(佐田駐在所)など、多くの地域の皆様に見守られ、元気な朝のあいさつの声が飛び交い、活気あふれる一日のスタートとなる素敵な瞬間です。
窪田小学校に来ていただいている地域の方々からは、「子ども達の元気な声に、自分たちが元気をもらうわ」と言っていただいています。にこやかな表情と元気なあいさつで今年度も「ワクワクする楽しい学校」が展開されるに違いありません。
見守りネットワークの皆様、地域の皆様、今後もよろしくお願いします。
5月18日(水)に出雲市小学校陸上大会が浜山陸上競技場で開催されます。今年度も新型コロナの影響で無観客となり、保護者の観戦はできませんが、学校では4月15日から競技の練習が始まっています。
大会に参加するのは5・6年生ですが、4月いっぱいは4年生も練習に参加しています。
ウォーミングアップのジョグや体操、もも上げダッシュ、種目メニューなど一通り4~6年全員で行います。4月27日、28日には長距離と100mの記録も計りました。なかなか体にきつい内容もありますが、この大会自体の意義が、自分の限界に挑戦するところにあります。限界値を少しでも上げられるよう、4年生も懸命に自分と向き合っていました。
5月の練習からは5・6年生での種目練習になります。さらなる高みを目指し、がんばってほしいと思います。