今年もボランティアの皆様に読み聞かせをしていただいています。3.4年学級では、ちょうど『花さき山』を読み終えられ、児童クラブでのエピソードを話してくださっていました。「1年生の子が一人でいたところ、3年生の子が遊びに誘ってくれた。1年生の子の心に小さな花が咲いた。しかし、1年生は野球の仕方が分からない。3年生がやり方を丁寧に教えると、1年生は、見事、バットにボールを当てることができた。1年生の子は喜びのあまり、バットを握りしめたまま出塁した。その子の心の花は大きく開いたと思う」と。
子供は皆、よい心をもっています。その児童が素直に行動にうつすことができたのは、指導員の方々や周りの児童のおかげだと思います。読み聞かせから、ちょうどこのお話を伺うことができ、梅雨空をはねのける爽やかな、とても嬉しい気持ちになりました。