先日の「人権集会」で中村清志さん(元松江東高等学校長)の講話を聞きました。中村さんの体験をもとにしたお話や想いのこもったお話は、生徒の心を大きく揺さぶりました。その思いを全校生徒が感想文に綴ってくれています。その中から、いくつかをご紹介します。生徒の感想文.pdf
〇中村さんの話を聞いて、私は考えが変わりました。今までつらいことがあっても、私は親に迷惑をかけるから嫌なことがあっても何も言わないようにしてきました。でも、話を聞いて「私は一人じゃない。みんながいるんだ。」と分かりました。私も、あの歌のように「前を向いて歩こう。」「つらい時があったら下を向いて思いっきり泣いてもいい。」と思いました。(1年生)
〇僕は人に誇れるようなことはできないし、迷惑ばかりを周りの人にかけているけれど、意見を言いにくい人の代わりに僕がその人のチャンピオンになろうと思います。僕はこれまで感想文を書くことが苦手でしたが、中村さんの話の感想は考えるよりも先に手が動きます。僕は変わろうと思います。(2年生)
〇中村さんのお話で一番心に残っていることは、『自分のまわりにいる3メートル以内の人を幸せにする』ということです。(中略)私は、時に人に強くものを言ったりして人を傷つけてしまうことがあります。だから、自分の発する言葉が本当に誰も傷つけないかを考えてから言葉を出そうと思います。(3年生)