みなさん、こんにちは
7月3日(日)に出雲科学館で、
特別記念講演会
「メタンハイドレートを科学の目で見ると何が見えてくるのか?」
を開催しました。
講師の先生は、
明治大学ガスハイドレート研究所代表 松本良先生です。
松本先生は、ガスハイドレートの分布・産状を支配する要因の解明と資源・環境
問題へのインパクトに関する研究や堆積岩の組織・構造と炭素同位体組成を用いて
先カンブリア紀~顕生代の地球進化と環境変動を解明する研究をしています。
講演会では、メタンハイドレートがどういったものなのか、どのような環境でできるのか
などわかりやすく説明いただき、山陰沖を含んだ、日本海のメタンハイドレート調査の
現状と資源・環境問題への影響と課題についてお話しいただきました。
日本のエネルギーを作るための資源は、外国からの輸入に頼りきりで、
この現状を打開するためにも自国での資源の開発が必要とされています。
その打開策の1つのメタンハイドレートの可能性について紹介していただきました。
私たちが将来直面するエネルギーの問題を考えさせられる講演会でした。