理科学習の最近のブログ記事

科学技術について学ぼう!

吹く風も肌寒くなってきましたね。

出雲科学館では9月30日(金)~18日(火)の間、

中学3年生『科学技術の発展』について学習しました。

この期間中、ノーベル賞の発表もあり、日本人は3年連続受賞という快挙を

成し遂げました!

日本人の活躍、誇らしいですね!

サイエンスホールでは、日本の科学者による113番目の元素の発見、

光触媒の研究など最新の科学について学習しました。

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さらに、出雲村田製作所のみなさんのご協力のもと、

世界初、自立型自転車走行ロボットの

ムラタセイサク君が登場!

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センサや細かいプログラムを使ったさまざまな動きを見ることができましたね。

サイエンスホールの最後には、村田製作所の方に技術者として、また人生の先輩として、

『失敗を恐れずにチャレンジする大切さ』『学校での勉強は将来無駄にはならない』

など、貴重なお話をしていただきました。

後半は、ロボットのプログラム実習です。

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思うようにロボットが動かず、そのたびに何度もプログラムの修正を繰り返しました。

完成を目指して、自分たちで考えながら、最後までがんばりました。

実際にプログラミングをしたことで、技術者の方々の努力、そして試行錯誤の楽しさが

より一層感じられたのではないでしょうか。

これからもいろいろなことに挑戦していってくださいね!

次の単元は、10月24日(月)から始まる中学1年生『物質の姿と状態変化』です。

小5「流れる水のはたらき」

 長かった夏休みも終わり、だんだんと涼しくなってきました。

 さて、科学館では9月5日(月)から16日(金)にかけて、

小学5年生「流れる水のはたらき」について学習しました。

 まずは斐伊川を上空から観察。上流・中流・下流での川の様子について学習しました。

 次に、200kgの水を12人で頑張って持ち上げました。水って意外と重いんですね。

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 その水の重さが生み出す力を利用して、水力発電が行われていることを学習しました。

 続いて水の流れる速さと力の関係について。

 もっと速い水の流れになるとどうなるの? そこで登場したのがウォータージェット。

「すごい!」木の板をバラバラにし、植木鉢にも穴を開けるすさまじい水の力にみんな

びっくり。

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少量の水でこれだけの力を生み出すのだから、大量の水が速く流れたら...。

もし洪水が身近で起きたら、通学路や近所はどのようになるだろうか?

安全に過ごすために私たちにできることは何なのか、自分のこととして考えることが大切

なんだな

と思いました。

 侵食・運搬・堆積の3つの言葉と意味、しっかり覚えていてね!

 2,3時間目は流水実験装置に川を作って実験しました。1学期に学習したインゲンマメ

の実験を参考に、条件を制御した実験をしました。理科ではとても大切なことです。

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 結果は...。水の量を多くすると、流れる水の速さが速くなるぞ! 侵食もさかんになっ

ている! 新しい発見にみんな目を輝かせていました。

 次はカーブのある曲がった川について調べました。またまた楽しい砂遊び、いや川作り

タイム。カーブの内側と外側で、流れの速さにちがいがあるのかを予想し、いざ実験!

 ん、カーブの外側の方が速いぞ。ということは侵食も...。じゃあ内側は...。もう一度

実験してみると、カーブの外側は侵食が盛んで、内側は堆積が盛んなことがわかりまし

た。
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 最後に、斐伊川の写真を見て、実際の川に施されている堤防補強工事などの様子につい

て学習しました。

 次は「リカム科学教室」、そして中学3年生を対象に、「科学技術の発展」が始まりま

す。お楽しみに!

小4「月や星の動き」

 みなさん、こんにちは。梅雨も明け、日に日に暑くなり、本格的な夏がもうすぐそこまで来ていますね。

 さて、出雲科学館では、629日(水)から713日(水)まで、小学校4年生たちが「月や星の動き」について学習しました。

 サイエンスホールでは、月の満ち欠けや惑星について、実験などの体験を通して学習しました。惑星の学習では、子どもたちが宇宙船を操縦して、木星土星へ旅をする疑似体験をしました。操縦をして惑星をめぐりながら、台風の目のような木星の大赤班を観察したり、土星の輪の隙間をくぐったりしました。

 さらに、JAXAから取り寄せた宇宙服を着た宇宙飛行士も登場し、服の秘密やたくさんの宇宙の不思議を体感しました。







 

 実験室では、ガリレオ式望遠鏡を作りました。子どもたちはものづくりに夢中になりながら、一人ひとり自分だけの望遠鏡を作りました。その後には、自分の望遠鏡を使い、遠くのものにピントを合わせる練習を、楽しみながら行いました!!

 

 プラネタリウムでは、星の動きや星座の見つけ方について学習しました。今年度から新しくなったプラネタリウムを使うと、以前にも増して星空がきれいに見えます。子どもたちは「わぁ~」と歓声をあげながら、星空に見入っていました。そして、星座早見の使い方をマスターし、夏に見える星座を探したり、星座の神話に興味深く耳を傾けたりしていました。






 


 いよいよ夏本番です!!夏は星空観察に最適な季節です。多くの子どもたちに今回の学習を活かして、夜空をたっぷり見上げてほしいと心から願っています!!

 

 さて、次の理科学習は2学期です。小学校5年生の子どもたちが「流れる水のはたらき」について学習をします。

 

顕微鏡で小さな世界を観察!

6月10日から22日まで、小学5年生が

「魚のたんじょう」の単元を学習しました。

出雲科学館では、1人1台顕微鏡を使って観察!

みんなしっかり顕微鏡の説明を聞いて、ピント調整もばっちり♪

授業の前半は、メダカの卵を観察。

卵はどのように育つのでしょうか?

じっくり観察、記録しました。

 

 

 

 

 

 

「小さな卵の中でも生きている!」

と実感していましたね♪

 

さて成長したメダカは、一体何を食べて生きているのでしょうか?

後半は、池の水を調べます!

 

 

 

 

 

 

自分たちで作ったプレパラートを顕微鏡でのぞくと・・・

「うわ~」という歓声や「なにこれっ!」という興味津々の声! 

スポイトで吸ったわずか2滴の水の中に驚くほどたくさんの生き物。

メダカは水中の小さな生き物を食べて、生きているのですね。

 

この単元に関連して、7月9,10日に

「レベルアップ☆サイエンス 生命の教室」を開催します!

タニシを使って、命をつなぐ工夫について調べましょう。

ご応募お待ちしています☆

 

 

中2「物質どうしの化学変化」

 皆さん、こんにちは!

 早いもので平成28年も半分が過ぎました。今年の目標、達成できていますか?

 さて、科学館では5月25日(水)から6月6日(月)にかけて、中学2年生「物質どうしの

化学変化」について学習しました。

 

 1時間目はお楽しみのサイエンスホールでの実験。

 まずは科学館名物(?)の水素の燃焼実験でスタート。

 長さ100mものチューブに水素と酸素を入

れ、点火スイッチをON!

 

 

 

 

 青白い稲妻のような炎が走るとほぼ同時に「バチッ!」という轟音が響き渡り、すぐに

「わー」という喚声が。

 

 興奮冷める間もなく、次の実験へ。続いてはダイヤモンドの燃焼です。

 「え、ダイヤを燃やしちゃうの?もったいないー。」

 そんな戸惑いがホールに漂う中、やっちゃいました。

 ダイヤモンド、美しい光を放ち、燃えていま

す。

 

 

 

 

 ここで一段落。これらの実験を、原子・分子のモデルを使って振り返りました。そして

化学変化」、「化合」という言葉について学びました。

 

 しかしこれで終わる科学館ではありません!次の実験は二酸化炭素の中でマグネシウム

を燃焼させる実験です。

 「え、二酸化炭素の中でものが燃えるの??」

 生徒たちの頭の中は大混乱!しかし「常識」にあえてチャレンジするのが科学館。やっ

てみなくちゃわからない!!

 二酸化炭素の固体、ドライアイスに穴を開け、マグネシウムを入れてバーナーで点火。

そしてドライアイスでしっかりふたをすると...。

 「も、燃えてる!」

 独特の強い光が、だんだんオレンジ色に変わって

きました!

 「え、どうして?」

 

 

 この反応もモデルを使って考えることで、「なるほど!」と生徒たちも納得できたよう

です。

 最後の実験は鉄(スチールウール)の燃焼。空気中とフラスコ内で燃焼させて、その違い

を確認し、2,3時間目の学習をすべく実験室へ。

 

 実験室ではマグネシウムを使用し、金属を熱したときの質量変化について調べました。

 みんな真剣な表情でガスバーナーや電子天秤を使っていました。

 

 

 

 

 

 

 最後にマグネシウムの質量と化合した酸素の質量の関係をグラフに表すと...。すご

くいいグラフがかけました!

 グラフからよみ取った質量比、もう忘れられませんね。

 

 

 

中1「植物の世界」

 みなさん、こんにちは。日ごとにあたたかくなってきましたね。

 さて、56日(金)から19日(木)まで、中学1年生が「植物の世界」の学習をしました。

 子どもたちは小学校で、植物の成長には日光が必要であり、葉でデンプンをつくっていることを学習しています。これまで、肉眼で観察をしていた植物を、今回は顕微鏡を使ってくわしく観察しました!

 いつも何気なく見ている植物。緑色をしていますよね。なぜ緑色なのか考えたことがありますか?顕微鏡でよ~く観察をしてみると・・・小さな緑色のつぶが見えます。このつぶが緑色の正体、葉緑体なのです!葉の表側の緑色が濃いのも、表側に葉緑体が多いからなのです。子どもたちの中には、葉緑体が動いて見えるものもあり、子どもたちは「植物も生きているんだ!」と実感することができました。









 

 では、植物が行っている光合成、葉の一体どこで行われているのでしょうか?ヨウ素液で染めたものを顕微鏡で観察します。すると・・・葉緑体のつぶが青紫色に染まっています。葉緑体で光合成が行われていることをしっかりと観察できました。









 

 次に、葉の茎を観察しました。アスパラガスとキンセンカでは、維管束の位置や形に違いがあります。その違いで植物の仲間わけもできるのですよ!

 

 今回は11台の顕微鏡を使って植物の世界をじっくりと観察することができました。

 

 

 

 さて、525日(水)からは中学2年生が「物質同士の化学変化」の学習をしています。




☆2016年度 理科学習スタート☆

みなさんこんにちは!

今年度も出雲科学館理科学習がはじまりました♪

最初の単元は、小学校6年生「物の燃え方と空気」です。

 

1時間目のサイエンスホールでは、物が燃えるための条件について実験をしながら調べました。

物が燃えるためには3つの条件を揃える必要があります。

みなさんは、3つの条件すべてがわかりますか?

条件の中に入りそうな”火”・・・実は入っていないのです。

 

写真は、パラボラ集光器を使って、火を使わずに物を燃やしている様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この実験から、条件に”火”は必要ないことがわかります。

では、いったい何が必要なのでしょうか!?

 

他にも、空気の入っているフラスコと、空気の入っていないフラスコを用意して、物が燃えるかどうか調べたり・・・

 

色々な実験を通して、物が燃えるための3条件を突き止めていきました!

 

 

2,3時間目は、物を燃やすはたらきのある気体について調べました。

なんと、物を燃やすはたらきのある気体は、身近にある有名なあの気体だったことが判明!

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、自分たちで作った気体を使って実験!

作った気体を逃がさないように慎重に集めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこはさすが6年生!グループ全員で協力して、上手に集気びんへ集めました。

その後、集めた気体の中で色々な物を燃やして、物によって燃え方が違うということを観察できましたね。

 

物が燃える3条件を学んだ6年生は、今まで以上に安全に火を扱ってくれることでしょう!

 

次の単元は、5月6日(金)から始まる中学1年生「植物の世界」です。

雪は天からの手紙!その意味は・・・?

出雲科学館では、2月1日から2月15日まで、

中学2年生が「天気とその変化」について学習しました。

2月になると、空は分厚い雲で覆われる日が多いですね。

さて、雲はどのようにしてできるのでしょうか。

なんと!たった3つの条件がそろえば、雲ができるのです。

・水蒸気

・核となるもの

・低温の環境

これら3つの条件をそろえると・・・

サイエンスホールの円筒実験装置の中にも、

白い雲ができ始めていますね。

 

 

 

そして実習室では、

上空の雲が1日あたりどのくらい移動しているのか

パソコンで調べました!

 

 

 

 

 

 

雲は1日あたり500km~1000kmも移動しています。

時速に換算すると、20~40kmですね。

「自転車で雲と勝負できるかも!?」

と考えている生徒もいるようでした。

さあ、いよいよ雪を自分たちで作ってみます♪

ペアでしっかり協力!


 

 

 

 

 

できあがった雪の結晶を見て、「うわ~すごい!」「きれい」などの

声が聞こえてきました。

雪の研究で世界的に有名な中谷宇吉郎博士の残した言葉、

「雪は天からの手紙である。そしてそれは暗号で書かれている。」

そのことばの意味を探っていきます。

雪の結晶は、私たちに何を伝えているのでしょう?

 

 

 

 

 

 

実は、雪の結晶の形から、

雪ができた場所(上空)の水蒸気の量や気温が推測できます!

中学2年生のみなさん、もし、今度雪が降ってきたら、

天からの手紙を受け取ってみましょう。

そして、ぜひ解読して、上空へ思いをめぐらせてくださいね。

2月19日からは、小学4年生が「物のあたたまり方」について学習します。

小学校生活最後の科学館理科学習

出雲科学館では、1月13日から1月25日まで、小学6年生が「電気とわたしたちのくらし」について学習しました。

 

電気を使うといろんなことができますよね。そんな電気を使って、いろいろなものを動かしてみました。

まずは、スピーカーから素敵なオペラ♪が聞えてきたり、ドラえもんのタケコプターが回わるのを見たり…イルミネーションの滝が光り出した時は、子ども達から思わず感嘆の声がもれていました。

 

 

 

 

 

 

電気を使う様子を見た後は、電気をつくる学習です。

『電気でできることの逆をすると、電気をつくれる』んですよ。

自転車発電に挑戦してTVをつけたり、一人一人がコップに取り付けたスピーカーに向かって大きな声(音)を出して、LEDを光らせたりもしました。

 

 

 

 

 

 

自分達がふだん電気を使って生活していることに改めて気づいてくれたり、電気は大切にしないといけないなと感じてくれた人もいました。

 

実験室では、電気をに変えて使う電熱線についての学習です。電熱線は、ホットプレートやドライヤーなどにも使われていて、使い方(必要な熱さ)に合わせて電熱線の長さや太さが調整されていましたね。

では、どのような長さや太さの電熱線にするとより熱くなるのでしょうか?

さすが6年生!実験に慣れてくると段取りよく協力して活動できていましたね。

6年生の皆さん、この調子で中学校に行っても頑張ってください。また、中学生になって成長した皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

2月1日からは、中学2年生がやって来て「天気」を学習します。雪の結晶はどうすると作れるのかな?

中1「光と音の世界」

みなさん、こんにちは。12月に入り、寒い日が多くなりましたね。

さて、出雲科学館では12月3日(木)~14日(月)中学1年生が「光と音の世界」について学習しました。

まずは、サイエンスホールでの学習です。光と音を目で見たり、体で感じてみたりしました。

音は音源が空気を振動させ、私たちの耳に届きます。生徒たちは、まず音の振動を体で感じました。そして、音は目で見ることもできるのです! オシロスコープという装置で、楽器や自分の声を波の形で見ました。

 

 

 

 

続いては光についての学習です。光は目に見える光だけではありません!!目には見えない光もたくさんあります。赤外線や紫外線という言葉をよく耳にしますよね。赤外線カメラを通して、自分たちの体から出ている赤外線を目で見ました。 さらに、音を光の信号に変えて遠くまで届けるという「光通信」も体験しました。

 

 

 

 

2,3時間目は光学台を使って凸レンズでできる像について調べました。物体を凸レンズを通してスクリーンにうつすのですが、どうやったら、いろいろな大きさの像をうつすことができるのでしょうか?自分たちでスクリーンや物体を動かしながら実験をしました。そして、物体を凸レンズに近づけてスクリーンを遠ざけると大きな像がうつり、逆に物体を凸レンズから遠ざけ、スクリーンを近づけると小さな像がうつるということを導き出しました。次は、光学台の仕組みと同じであるカメラ作りです。凸レンズをつけた箱とスクリーンをつけた箱を組み合わせるという簡単なしくみですが、景色をとてもきれいに映し出すことができます。子どもたちもとても感動した様子で見ていました。

 

 

 

 

 

 

今年の理科学習の単元はこれで終わりです。来年は1月13日から小学6年生が「電気とわたしたちのくらし」についての学習をします。

 

 

最先端の科学技術を学ぼう!

みなさん、こんにちは!

出雲科学館では11月4日(水)~16日(月)の間、中学3年生『科学技術の発展』について学習しました。

科学と言えば、今年は2人の日本人科学者がノーベル賞(物理学賞、生理学・医学賞)を受賞されましたね。

おめでとうございます!!!!!

一挙に2人の受賞とは、日本の科学力が世界で高く評価されているという証ですね!!

 

今回の学習では、色々な科学技術について紹介しました。

その1つが、ミドリムシの力を利用した技術です。

 

みなさん、ミドリムシという生物を知っていますか?大きさが0.1mmほどしかない、とても小さな生物です。

技術が進歩し、こんな小さなミドリムシから燃料を抽出することが可能になったのです!

この抽出した 燃料を精製すると、ジェット機の燃料によく似た燃料を取り出すことができるそうです!

 

 

つまり・・・将来、

 ジェット機がミドリムシの力で飛ぶかもしれない

ということなんです!!

小さな生物の持つ大きな力に、生徒たちも感動している様子でした。

 

また、今回は、出雲村田製作所のみなさんのご協力の元、世界初、自立型自転車走行ロボットのムラタセイサク君がゲストとして来てくれました♪♪

 

 

 

 

 

 

なんと!セイサク君、とっても細い幅のS字の平均台も走れるんです。

 

 

 

 

 

搭載されたセンサを活用して、自らの判断で内輪差を考えながら、曲がったコースを進んでいきます。

 

落ちないか! サイエンスホールを包む張りつめた空気・・・・・

無事完走すると、生徒たちからは大きな拍手が湧き上がりました!

サイエンスホールの最後には、村田製作所のスタッフの方に技術者として、また人生の先輩として、『失敗を恐れずにチャレンジする大切さ』『夢を持つ大切さ』等、貴重なお話をしていただきました。

 

後半は、実際にロボットのプログラミングを体験しました。

 

 

 

 

 

 命令を1行入れるのにも四苦八苦

 

 

 

 

 

 

しかし、さすが中学3年生!!操作に慣れてくると、自分でどんどんプログラミングしていました。ロボットを動かしてみては、プログラミングを修正しての繰り返し。セイサク君の製作に携わった方々の努力や、その先にある達成感を感じられたかな?

 

今回の学習で得たものは、

『チャレンジし続ける大切さ』

『失敗を恐れない心』

『試行錯誤の楽しさ』

など、生徒一人ひとりで違うでしょう。しかし、最後の科学館学習を終えた中学3年生のみなさんにとって、どれもこれからの人生に大きく役立つことだと思います。心のどこかに留めて、自分の道を進んでいってほしいです。

 

次の単元は、12月3日(木)から始まる中学1年生『光と音の世界』です。

本格 化学実験にチャレンジ!

出雲科学館では、10月15日~28日まで、中学1年生が「物質の姿と状態変化」

について学習しました。

サイエンスホールでは、室温(20℃)以下で沸騰する液体が登場!

さらに身の回りの空気中にある気体(酸素、窒素、二酸化炭素)が液体や固体に

変化する様子にみんなびっくりしていました。

 

 

 

 

 

 

実験室では、液体の混合物を熱して、何が気体となって出てくるか、

本格的な実験を行い調べました!

そして実験結果から、考察して出てきた物質を突き止めていきました♪

 

 

 

 

 

 

 

班で協力して実験したり、話し合って考えを深めたりすることができました!

●11月21日(土)、28日(土)はレベルアップ★サイエンス 蒸留の教室

●11月23日(月・祝)、25日(水)は蒸留でアロマオイルをつくろう

を開催します!

一緒に水蒸気蒸留で果物から香りの物質を取り出してみましょう♪

ご応募お待ちしています!

 

11月4日からは、中学3年生が科学館で「科学技術の発展」を学習しています!

 

 

ドキドキ!!わくわく♪ 初めての科学館理科学習

出雲科学館では、9月25日から10月7日まで、小学3年生が「風やゴムで動かそう」について学習しました。

3年生にとっては初めての科学館理科学習。普段は入ることができない、理科学習棟の入口から科学館に入れることに、感動する子どもたち☆

科学館に入ったら、まずはサイエンスホールで風やゴムの力について学習です。

ゴムはのびる。のびたゴムはちぢみましたね。

 

 

 

 

 

 

子どもたちは次々に目の前で起こる現象に大興奮!

先生たちの声がかき消されるほどの歓声でした☆

実験室に移動したら、まずは風で動く車の作成です。

みんな、初めての作業にとまどいながらも、上手に作っていました。

竹ひごを切るコツも知ったので、これで3年生のみんなは竹ひごを切ることもバッチリだね!

 

そして、科学館なので「車を作って終わり」ではなく、「自分が作った車で実験」です。

風の強さを変えたら、車の動くきょりはどのようになるのでしょう?

実験方法を覚え、みんなしっかり実験をしていました。

実験が終わるとちょっと疲れちゃった人もいましたが、実験のまとめまでみんな頑張りましたよ!

10月15日からは、中学1年生がやって来て「物質のすがたと状態変化」

を学習します。

小5「流れる水のはたらき」

 みなさん、こんにちは!!今年は9月に入ると過ごしやすい気候が続いていますね。しかし、東日本では先の洪水によって被害を受けられた方が多くおられます。心よりお見舞い申しあげます。

 さて、9月3日(木)~16日(水)の間は小学5年生が水に関わる「流れる水のはたらき」について学習しました。

 

 まずは、サイエンスホールです。みなさん、「水」と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?水道の水やプール、川など・・・水ってとても身近な存在ですよね。でもその重さや速さを考えたことはあるでしょうか?

 ウォーターマットで水の重さと力を感じたり、高圧洗浄機で水の速さと力を体験したりしました。

200㎏の水って重たいね!!

 

 

 

 

 

 

 

速いとすごい力だね!!

 

 

 

 

 大量の水が速く流れると大きな力が生まれるのです!!

 さらに、「侵食」「運搬」「堆積」という流れる水の3つのはたらきを学習しました。

 実験室では児童たちが流水実験装置を使っての学習です。

 「流れる水のしん食するはたらきが大きくなるのは、どのようなときだろう。」

   みんなで意見を出しあい、「水の量」と「水の流れの速さ」に着目して実験です。自分たちで川を作り、実験スタート!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果から、「水の流れの速さを速くすると侵食するはたらきが大きくなる」ということが分かりました。

 では、実際の川のようにカーブのある川の流れの速さはどうでしょうか。カーブの内側、外側での流れの速さに注目しての実験です。まずは、流れの速さと侵食・堆積との関係から予想を立てました。

 

 

 

 

 

 結果から、カーブの内側は流れが緩やかで堆積しやすく、カーブの外側は流れが速くて侵食しやすいことが分かりました。

 今回、子どもたちが学習した「水の流れの速さと侵食の関係」は実際に災害を防ぐために様々なところで役立てられています。子どもたちも、実際に体験することで、より深く「水の流れと侵食の関係」を理解することができたと思います。今回の学習が知識として子どもたちの心に残り、実際の川で災害を防ぐための工夫を見たり、自分の身を守るためにはどうすればいいのか考えたりしてほしいと思っています。

 次は小学3年生が「風やゴムで動かそう」の学習をします。

星空について学習しよう!

みなさん、こんにちは!

先日、USAの宇宙探査船ニューホライズンズが冥王星に最接近したニュースが話題になりましたね。

ここ出雲科学館でも、7月3日(金)~13日(月)まで小学4年生「月や星の動き」について学習し、宇宙の不思議さを体験しました。

 

1時間目はサイエンスホールでの学習。

月は太陽と同じように西の方位に沈むことを確認した後、実験装置で月の満ち欠けを観察。

月と地球と太陽の位置関係から、月が太陽の光を反射して光っていることや、日によって月の形が変わっているように見える理由を調べました。

 

 

 

 

 

 

太陽系の惑星を確認した後は、出雲科学館特製の「宇宙船出雲号」に乗って、木星土星に子どもたちの操縦で出発!

木星にある地球3個分にもなる巨大な大赤斑を見たり、岩や氷でできている土星の輪を通り抜けたり・・・

地球から木星と土星までの距離や表面の様子を体感しました。

 

 

 

 

 

さらに、出雲市の小学4年生に向けられた毛利宇宙飛行士や山崎宇宙飛行士からのメッセージ、

そして国際宇宙ステーションからの特別ゲストの登場に大興奮!不思議がいっぱいの宇宙を堪能しました。

 

 

2、3時間目は、プラネタリウムで星空観察と実験室でガリレオ式望遠鏡作りを行いました。


プラネタリウムは今回の学習の目玉。灯りの多い街中では、なかなか満天の星空は見られないのですが、プラネタリウムではバッチリ観察できます。

プラネタリウムの星空を見て、思わず「きれい~」と声をもらす子どもたち。

星座早見盤を使って自分でさそり座やカシオペヤ座を見つけられた時には歓声をあげたり・・・

 

 

 

 

 

 

星が動く様子に、流れ星を見ているかのように目を輝かせたりしながら星空を見入っていました。

 

きっと時間とともに星の見える位置が変わったり、時間が変わっても星の並び方は変わらないことを実感してくれたことと思います。

 

望遠鏡作りでは、子どもたちは静かに熱中!ものづくりの楽しさを味わってくれたと思います。

出来上がった望遠鏡を使って観察する練習をするときにも、自分が作ったものを大切にしてのぞく様子が見られました。

 

 

 

 

宇宙には、まだまだ不思議がいっぱい!子どもたちは自作の望遠鏡を片手に夜空を見上げてるのかな~・・・と

私たちスタッフも夜空を見上げ物思いにふけっています。

 

さて!

次の科学館学習は2学期!9月3日(木)から

小学5年生「流れる水のはたらき」について学習します。

 

みなさん!夏休みも出雲科学館では色々な教室をしているよ!お待ちしてます!

物質どうしの化学変化

みなさん、こんにちは!

出雲科学館では、5月28日(木)から6月9日(火)の間、

中学2年生が科学館を訪れ、

『物質どうしの化学変化』について学習しました。

今回はその時の様子を紹介します。

 

1時間目はサイエンスホール!

「バチッ!」

突然ホール内に爆音が響きます。最初の実験は水素の燃焼です。

青白い稲妻のような燃焼を見た後、今度は全員参加で水素の燃焼実験!光とともに悲鳴が走りました。

インパクトの強さからか、水素の燃焼後に水ができるという化学変化はバッチリ覚えることができたようです。

 

 

 

 

 

 

後半では、空気中で鉄(スチールウール)を燃焼させる実験を行いました。

みなさんは、鉄を空気中で燃やすと質量はどうなるか知っていますか?

正解は、『質量は増える』です。

空気中の酸素と化合した分だけ、質量が増えるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

では、質量の増え方に決まりはあるのでしょうか?

そこで、2,3時間目は、実験室でマグネシウムを燃焼させて、

『物質が化合する時の質量の決まり』について調べました。

 

 

 

 

 

 

 

マグネシウムを高温で熱し、質量を電子天秤で計測していきます。

保護眼鏡に白衣を着た上に、10本ものガスバーナーが「ゴォー!」と音を立てて燃え上がっていました。汗ばんだ生徒たちが真剣に質量の変化を計測していました。

 

みんなの頑張りのおかげで、非常に精度の高い実験データを取ることができました。

そのデータから、

『繰り返しマグネシウムを燃焼しても、増える質量には限界がある』

ということや、

『マグネシウムの質量と化合した酸素の質量との間には、比例の関係がある』

といことを導き出すことができました。

 

6月15日(月)からは、小学5年生のみんなが、

『魚のたんじょう』について学習します。

5年生のみんな!科学館で待ってるよ!

化学変化とイオン

 

 5月も下旬に入り、少しずつ暑くなってきましたね。

 さて、出雲科学館では5月8日~21日の間に中学3年生「化学変化とイオン」の学習をしました。

 1時間目のサイエンスホールでは、塩酸の電気分解をして、発生した気体が水素と塩素であることを確かめました。なぜ塩酸には電流が流れるのだろうか? それは、イオンがあるからなんです!イオンは電気を帯びた粒だから、陽イオンは陰極へ、そして、陰イオンは陽極へそれぞれ引かれていくということを原子の成り立ちを復習しながら学習しました。酸性やアルカリ性の水溶液に反応する指示薬を使うと、目に見えないイオンの存在も色の変化によって分かりやすく意識することができますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2時間目の実験室では酸性の性質を示すイオンとアルカリ性の性質を示すイオンは何イオンなのか、実験を通して明らかにしました。BTB溶液入りの寒天に酸性とアルカリ性の水溶液をたらし、電圧を加えます。色の変わった部分が陽極と陰極のどちらに動くかをしっかりと観察しました。普段は目に見えないイオンですが、動いていく様子が分かるので、生徒たちからも「分かりやすかった」という声を聞くことができました。

 3時間目はイオンが電極に引かれていく性質を使ってめっきを行い、自分だけのキーホルダー作りに取り組みました。めっきには硫酸ニッケルの溶けた水溶液を使いました。銅板をニッケルでめっきするためには、銅板を何極にすればよいかと問うと、これまでの学習で理解が深まっている生徒たちはすぐに「陰極!」と答えることができました。電極を間違えないように銅板を陰極へセットして、みんな素敵なキーホルダーを作ることができました。これらの実験を通して、目で直接見ることのできないイオンの存在を身近に感じることができた学習でした。

 

 

 

 

 

 

 

5月28日からは中学2年生が「物質どうしの化学変化」の学習を行います。

 

小学6年生のみんながやってきました

4月14日から27日の間、小学6年生が、『物の燃え方と空気』の学習を受けに科学館にやってきました。

6年生にもなると科学館学習に慣れてきた様子で、私たちスタッフにしっかり挨拶をして、サイエンスホールへ向かって行きました。

ところで、物が燃えるときには3つの条件が必要だって知っていましたか?

サイエンスホールでは、先生と一緒に必要な3条件をつきとめていきます。

 

 

  

 

 

 

 

でも、3つ目に必要な条件として「空気」はわかったけど、空気の中のどの気体が必要かまではわかりません。

そこで、実験室へ移動して、どの気体に物を燃やすはたらきがあるか、自分たちで実験して調べます。

実験で使う酸素は自分たちで集めてもらいましたが、操作になれるまでは水槽の中で手がからまってしまうことも…

でも、最後には上手に班のみんなで協力して集めることができましたね!

   

花火をする時には、なぜ水入りバケツを用意するのか…

物が燃えるときに必要な3つの条件がわかったみんなは、科学的な方法で火を消すこともできるようになりました。

 

続いては、中学3年生がやってきて、『化学変化とイオン』を学習します。

イオンの力を使ってオリジナルキーホルダーも作るので、お楽しみに♪

理科学習の打合せ会スタート!

ご入学・ご進級おめでとうございます。

4月に入り科学館の裏に咲いている桜はあっという間に散ってしまいました…みなさんはお花見できましたか?

 

さて、今年も科学館での理科学習が始まりますね。

出雲市の児童・生徒のみなさんは、学校で行う理科授業の一部を出雲科学館で行っていますが、みんなが来る前には先生方が来館して授業研究をされているんですよ。

まずは、小学5年生と6年生の理科担当の先生方です!

単元は、小学6年生の『物の燃え方と空気』、小学5年生の『魚のたんじょう』。

『物の燃え方と空気』では、先生方が酸素を発生させ捕集する実験や、酸素100%の集気びんの中でいろいろな物を燃やす実験をしました。

『魚のたんじょう』では、1人1台顕微鏡を使って、めだかの卵や水中の小さな生き物の観察をし、顕微鏡名人♪になっていただきました。

 

 

 

 

 

 

出雲市内の小中学生のみなさん、理科学習で会えるのを楽しみにしています!

物のあたたまり方

みなさん、こんにちは!

 

出雲科学館では2月18日~3月3日に、

小学校4年生「物のあたたまり方」 の学習をしました。

 

1時間目のサイエンスホールでは、金属、空気のあたたまり方について学習しました。

 

まずは、金属です。金属板の真ん中をガスバーナーで熱しました。

その様子を、温度の違いを色で表すサーモグラフィーで観察しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金属は、熱せられたところから順に

あたたまりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては、空気のあたたまり方です。

小部屋が2種類あります。ストーブが上にある部屋と、下にある部屋です。

ストーブをつけると…

 

 

 

 

 

 

 

      ↓             ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと、どちらの部屋も上からあたたまりました。

部屋の中で何が起きていたのか、電熱器を使って調べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電熱器の上は、モヤモヤしたものが上に上がっているように見えます。

そこに紙を持ってくると紙が上に動いています。つまり、あたためられた空気が上に動いているのです。

空気はあたためられると上に動くから、上からあたたまることがわかりました。

 

そのことを確かめるためにストーブの上に風船を持っていくと、風船は上に動きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2、3時間目は実験室で、試験管に入った水のあたたまり方を調べました。

 

 

 

 

 

 

 

予想を立ててから、実験をしていきました。

水はあたためられると上に動くから、上からあたたまることがわかりました。

最後は空気を使った実験です。

ふくろの中にあたためられた空気を溜めていき、手を放すと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたためられた空気は、上に動くから浮かぶのです。

来年度最初は、小学校6年生「物の燃え方と空気」 を学習します。

天気とその変化

みなさんは、天気に関心を持って、空を眺めていますか?

1月30日~2月12日は、中学校2年生「天気とその変化」 の学習をしました。

1時間目のサイエンスホールは、大気の動きと雲のでき方についてです。

自然の風はなぜ起きるのでしょう?

まずは、温度差による空気の動きを観察しました。

そして、気圧の高い方から低い方に空気が移動すると風になること、

季節風や偏西風について学習しました。

また、海岸付近では、昼と夜で風向きが違うことがあります。

ぜひ、体感してみてくださいね。

 

さて、雲はどのようにしてできるのでしょうか?

なんと3つの条件をそろえると雲ができるのです。

その条件は、

たくさんの水蒸気

核となるもの(ちりやほこり)

低温の環境

本当にそれだけで雲ができるのでしょうか?

3つの条件をそろえると、筒の中には・・・

 

 

 

 

 

 

見事、雲ができました!

雲は、上空でできますね。

高いところは気圧が低いのです。

実は、気圧が低いと温度が下がるため、雲ができるのです。

ということで、気圧を下げて雲を作ってみましょう!

ポンプを引いて、気圧を下げると・・・

 

 

 

 

 

 

 

フラスコの中に雲が確かにできました。

実験の後は、みんなもペットボトルを使って、雲を作りました!

 

2.3時間目は、実験室で雪づくり雲の動きについての学習です。

雪の結晶づくりは、次の3つのものをそろえます

水蒸気、結晶の核、低温の環境です。

 

 

 

 

 

 

 

雪の結晶ができるまで、実習室で雲の動きの学習です。

雲はどこからどこへ動くの?一日にどれくらい動くの?

衛星写真を連続で撮影したものを見て、雲の動きを追います。

 

 

 

 

 

 

 

雲は西から東へ、1日に500~1000㎞動く」ことがわかりました!

 

さて、雪の結晶は、どうなっているでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

とてもきれいな雪の結晶ができました!

みんなしっかり観察し、教室も静まり返っていましたね。

雪は、天からの手紙です。

ぜひ、メッセージを受け取ってみてくださいね。

 

次は2月18日から小学校4年生が「物のあたたまり方」を学習します。

電気とわたしたちのくらし

みなさん、こんにちは!

 

出雲科学館では1月13日~26日に、

小学校6年生「電気とわたしたちのくらし」

の学習をしました。

6年生にとっては、小学校最後の科学館での理科学習です。

 

1時間目はサイエンスホールで授業です。たくさんの電気製品が置いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

電源のプラグを繋ぐと色々なことが起こりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、電気は色々な方法で作ることができます。

 

 

自転車発電で、テレビをつけています。   なんと、声(音)でも発電できます。

     

 

 

 

 

 

 

電気でできることの反対のことをすると、電気をつくることができました。

 

 

 

ところで、ホットプレートや電気ストーブ、ドライヤーなど、

 

電気を熱に変えるものはいろいろあります。

 

どうやって電気を熱に変えているのかというと、

 

電気を熱に変える電熱線という線が使われています。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その電熱線について、2、3時間目は実験室で実験をしました。

どのような電熱線にすればより熱くなるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長さや太さの条件を確認しながら、実験を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電熱線の長さを短くしたり、太さを太くしたりするとより熱くなることがわかりました。

 

 

 

次回は、1月30日から中学校2年生「天気とその変化」 を学習します。

光と音

みなさん、こんにちは!

寒さが続き、雪が降る日も増えてきました。

 

出雲科学館では12月3日~12日に、

中学校1年生「光と音の世界」 の学習をしました。

 

1時間目のサイエンスホールでは、まず音の学習をしました。

 

音を出しているものは振動しています。

その音の振動を体で感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

花火や太鼓の音を聞いた時に、その振動を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

音は波の形で表すことができます。

オシロスコープという機械を使って、色々な音の波の形を見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声の波の形も見てみました。

 

 

 

 

 

 

 

音の次は、光の学習です。

 

まずは音の信号を光の信号に変えます。

そして光ファイバーを用いて、離れたところにあるスピーカーから音楽を流しました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この『光通信』の技術のおかげで、わたしたちの生活は便利になっています。

 

2時間目は実験室で、光学台を使い、凸レンズでできる像について調べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

凸レンズから物体やスクリーンまでの位置を変えると、できる像の大きさが変わります。

 

 

 

3時間目はカメラ作りです。

 

 

 

 

 

 

 

遠くの景色を見て、ピントを合わせています。

 

 

 

 

 

 

 

このカメラで写真を撮ることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の理科学習はこの単元で終わりです。

次回は、年が明けて1月13日から小学校6年生が

「電気とわたしたちのくらし」 を学習します。

科学技術について学ぼう!

みなさん、こんにちは!

 

出雲科学館では、11月5日(水)~14日(金)まで、中学3年生が

「科学技術の発展」について学習しました。

 

1時間目はサイエンスホールでの学習です!

 

はじめは、超伝導物質を使って磁石を浮かせる実験や超伝導電磁石を使ったリニア新幹線の映像を見ました。

 

 

 

 

その後、出雲村田製作所の方からコンデンサの詳しいお話を聞きました。日常的に使っている携帯電話などが小型化されてきたのは、コンデンサが小さく高性能になったおかげだったんですね。

 

未来のエネルギー資源についても学習しました。

豊富な栄養素を持つミドリムシです。

ミドリムシからは燃料を抽出することができ、実際にミドリムシの燃料でポンポン船を動かすことができました。将来的にはジェット機を飛ばせるようになるかもしれないなんて、すごい力を秘めているんですね!

 

 

 

 

 

 

そしてお待ちかね、ムラタセイサク君の登場です!

倒れることなく、上手に自転車に乗って登場してくれました!

 

 

 

 

 

 

 

 

  

「かわいい!」「すごい!」と思わず声を出していた人もいましたね。

 

セイサク君には4つのセンサが搭載されていて、それらを駆使して自転車を操っています。

3年生のみんなにも、セイサク君の操作を体験してもらいました。前進や後退、頭を動かしたりと、色々な動きをしてくれましたね。

 

 

 

 

 

 最後は、細いS字の平均台も走行です。落ちることなく素晴らしいバランス感覚で見事走りきりました。

 

 

 

 

 

 

2,3時間目は、各自自分が選択したロボットのプログラミング体験をしました。

 

ボールをつかむキャッチロボ。    ライントレースをする車型ロボ。     

 

 

 

 

 


 

 

ボールをゴールに入れるホッケーロボ。   迷路を抜ける虫型ロボ。  

 

 

 

 

 

 

 

 どのロボットもプログラムを作るのはとても難しいですが、みんな試行錯誤しながら頑張ってプログラミングしていました。

自分の思った通りにロボットが動いたときの達成感は、とっても大きかったですよね。

 

中学3年生は今回が最後の科学館学習でしたが、楽しく学習することができましたね。

みなさん、おつかれさまでした!

 

 

 

12月3日(水)からは、中学1年生の「光と音の世界」の単元が始まります。

 

物質の姿と状態変化

みなさん、こんにちは!

朝夕も冷え込み、だんだん秋が深まってきましたね。

 

出雲科学館では10月15日~28日に、

中学校1年生「物質の姿と状態変化」

の学習をしました。

 

1時間目のサイエンスホールでは、とても冷たい液体が登場しました。

なんと温度はマイナス196℃です。この中にねぎを入れると…。

短時間のうちに凍り、にぎると粉々になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気体を冷却しています。気体を冷却すると、どんな変化があるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

冷却の次は、加熱の実験です。

アルミニウム、食塩を加熱します。

 

 

 

 

 

 

はたして結果は?

 

2、3時間目は実験室で、

「液体の混合物を熱して出てくる物質を調べる」 学習を行いました。

 

さて、この液体を熱すると何が出てくるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役割を分担して、協力しながら実験を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

実験結果から、出てきた物質は何か考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の理科学習は、明日11月5日から中学校3年生が

「科学技術の発展」 を学習します。

★小学3年生★はじめての理科学習 in 科学館

みなさん、こんにちは!少しずつ涼しくなってきましたね。

出雲科学館では、9月24日~10月6日まで、

小学3年生のみんなが

『風やゴムで動かそう』 の単元について学習しました。

初めての科学館での理科学習に、わくわく、ドキドキの様子でした。

最初の学習は、サイエンスホールでゴムや風の力について、

他の学校のみんなや、他のクラスのみんなと一緒に学習しました♪

 

ゴムのふしぎを調べた後は、

ゴムの力で動く車に乗って、

レッツ・ゴー!!

 

 

 

 

 

さらに風の力の実験では、

歓声もあがっていました!

 

 

 

 

 

 

もちろん、

風で動く車にも乗りました!

風速20mの風です!

つまり、1秒間に20m!

とても強い風に

みんなも興味津々♪

本当に動くかな?!

みんな前のめりで見ています。

人が乗っても帆で風をうけて、

車は走りましたね!

 

 

 

次は、実験室に移動して、風で動く車を作りました。

みんな真剣に取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、いよいよ自分の作った車で実験が始まります!

風の強さを変えたら、車の走る距離はどのようになるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業の最後は、

実験の結果やわかったことを

しっかり発表ができました!

 

 

 

 

 

10月15日からは、中学1年生の「物質の姿と状態変化」の単元が始まります!

 

 

流れる水のはたらき

こんにちは!

 

9月3日(水)~16日(火)の間、

小学5年生のみんなが

『流れる水のはたらき』 の単元について学習しました。

 

まずはサイエンスホールでの学習です!

 

斐伊川の源流から下流までの川の様子を観察したり、重さ200kgもあるウォーターマットを持ち上げて水の重さを感じてみたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォータージェットガンを使って植木鉢に穴を開けたりして、実際に水の力を感じてみました。

 

 

 

 

 

 

 

最後は大きな流水実験装置を使って川を作り、流れる水には

『浸食・運搬・堆積』

の3つのはたらきがあることを学習しました。

 

2,3時間目は流水実験装置を使って、さらに詳しく流れる水のはたらきについて学習しました。

 

まずはカーブが2つある川を使って、川のどの部分で浸食、堆積が起こるのか調べました。

クラス全員の結果をまとめると、カーブの外側で浸食が起こり、カーブの内側と下流部分に堆積するということがわかりました。その理由についても意見を出し合って考え、カーブの外側は流れるスピードが速く、カーブの内側は遅いため、ということまで発見することができました。

 

その後、どのようにしたら浸食するはたらきが大きくなるかを調べるために、自分たちで川を作って実験をしました。

水の量を多くする実験と、流れる水の速さを速くする実験の2種類の実験を行いましたが、どちらの実験からも浸食するはたらきが大きくなるという結果が得られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月24日(水)からは、小学3年生『風やゴムで動かそう』

の単元が始まります。

その様子は、また次回お伝えします。

顕微鏡を使って小さな世界を観察しました♪

科学館では、6月12日から24日の期間中、小学5年生がやってきて

「魚のたんじょう」の単元を学習しました。

 

出雲科学館では、1人に1台顕微鏡を用意しています。

5年生の皆さんには、1時間近くメダカの卵や水中の微生物を観察してもらいました。

ちなみに、以前ブログで紹介した卵のコロコロ作業。メダカの卵を磨いていたところです。

 

最初はメダカの卵の観察。

顕微鏡で観察する前に、袋の中に入っているメダカの卵を探しますが、たま~に空気の泡と間違えてしまう人も…

卵を見つけると「おぉ~」という声が聞こえてきました☆

 

自分達でピントを合わせたら、観察と記録を行います。

 

見るだけではなく、観察結果をもとに、卵が受精した順番をしっかり推測していきました。

 

 

 

続いては、池の水の観察。

メダカはどんなものを食べているのでしょう。

池の水をそのまま見ても何も見えないけど、顕微鏡で拡大してみると、たくさんの生き物がいましたね。

自分達で作ったプレパラートを顕微鏡で覗くと…見えた生き物にびっくりして悲鳴をあげたり、「これは何だ?」と言ったりしながら、観察していました。

月や星の動き

みなさん、こんにちは!

昼間の暑さから、だんだん夏が近づいているのを感じますね。

 

出雲科学館では7月1日~11日に、

小学校4年生「月や星の動き」 の学習をしました。

 

1時間目のサイエンスホールでは、月の動き方や形、そして太陽のまわりをまわっている星について学習しました。

月の形が変わっていく様子を、実験で確かめました。

 

 

 

 

 

 

また、宇宙船出雲号に乗って、土星に出発です。

選ばれた操縦士には、土星の輪の隙間をくぐる任務が与えられました。

 

 

 

 

 

 

 とてもせまい隙間ですが、見事通りぬけることに成功です!

 

そして、特別ゲストとして宇宙飛行士の方が来てくれました。宇宙服には色々な工夫があることを教えてくれましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

SHの最後は、宇宙ステーションにむけて科学館のロケットをとばしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2、3時間目は、実験室でガリレオ式望遠鏡を作ったり、プラネタリウムで星の観察をしたりしました。

 

実験室では、自分で作った望遠鏡を使って、遠くのものを観察しました。

 

 

 

 

 

 また、月の高さは、げんこつを使って調べることができるのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラネタリウムでは、星座早見盤を使って星座を探しました。

晴れた日には実際の空でも星座を見つけてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、今年の10月8日には皆既月食 が見られます。

とても珍しい現象ですので、晴れたらぜひ観察してくださいね!

 

 

次の理科学習は2学期です。

9月3日から小学校5年生「流れる水のはたらき」 を学習します。

 

たまごのコロコロ作業が始まりました☆

明日から、小5「魚のたんじょう」の授業が始まります。

科学館では、これから毎朝、5年生のみんなに観察してもらう魚のたまごの準備をしていきます。

何の魚のたまごを用意しているかは、お楽しみに!

 

写真は、たまごが観察しやすいように、みんなでたまごを磨く作業をしているところです。(私たちの間では、この作業を通称“コロコロ作業”といっています(^^))

直径1㎜程度の大きさなのですが、受精したたまごって意外と硬いので、つぶれにくいんですよ!

 

 

 

 

 

 

 

でも、たま~に、たまごが手から落ちて転がっていったり…

必死になって落ちたたまごを探します(笑)

 

5年生のみなさん、どんなたまごを観察できるか、楽しみにしていてくださいね♪

明日から、みなさんが科学館に来るのを、職員一同お待ちしています。

化学変化について学ぼう!

汗をかく季節がやってきました。もうすぐ夏ですね。

 

さて、出雲科学館では5月28日(水)~6月5日(木)まで、

中学2年生「物質どうしの化学変化」の単元について学習しました。

 

1時間目のサイエンスホール学習では、まず水素の燃焼実験を行いました。

100mのなが~いホースに水素と酸素の混合気体を入れて、そこに点火装置で熱を加えると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『バチッ!!』

まるで電気が走ったようにホースの中が光りました。

でもこれは電気が流れたわけではなく、水素が燃えたときのなんです!

ホースを持っていた皆も大興奮でしたね☆

 

その後は、ダイヤモンド、ドライアイス中のマグネシウム、スチールウールなど様々な燃焼実験を行いました。

 

 

2,3時間目の実験室での学習では、実際に自分たちでマグネシウムを燃焼させて、燃焼前と燃焼後の質量の変化を調べる実験をしました。

 

班ごとに異なる量のマグネシウムを燃焼皿の上に正確にはかり取って、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガスバーナーを使って熱を加えました。

すると、マグネシウムが空気中の酸素と化合して、酸化マグネシウムへと変化しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 燃焼後の質量は・・・

 

どの班も『燃焼前よりも増えた。』という結果となりました。

 

この実験から、

『化合した酸素の分だけ質量が増えた。』

ということがわかりました。

 

長時間ガスバーナーを使っていたので、実験が終わった後はみんな汗だくでしたね。

でも暑い中集中して頑張ったおかげで、素晴らしい実験結果となりました。

 

 

6月12日(木)からは、小学5年生「魚のたんじょう」の単元が始まります。

新年度、科学館理科学習がスタートしました!

新年度最初の単元は、小学6年生「物の燃え方と空気」です。

4月14日から5月1日の間で、出雲市内の小学6年生のみんなが1回だけ科学館にやってきて、物が燃えることについて学習をしました。

 

最初はサイエンスホールでの学習です。

物が燃えるためには3つの条件がそろわないといけません。6年生のみんなは、いろいろな実験を見ながら、3つの条件をつきとめていきました。

 

 

 

 

 

 

 

そのうちの1つ「熱」については、パラボラ集光器という道具を使って実験です。

スポットライトの光を集めて、実際に子どもに火をつけてもらいました!

ちなみに、オリンピックの聖火も同じ原理で火がつけられているんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

物が燃えるのに必要な3つの条件がわかったら、さらに詳しく学習するために実験室へ移動です。

「物を燃やすはたらきのある気体は何だろう?」

一人一人にしっかり実験をやってもらって、みんなで答えをみつけてもらいました。

 

そこで、実験で使う酸素は自分達で集めてもらいます。

水槽の中で友達と手が絡まって身動きがとれなくなったり、酸素を集めた集気びんのふたを落としてしまったり☆

ハプニングが起こりつつも、どの班もみんなで協力して酸素を集め、しっかり実験を行うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 来週からは中学3年生がやってきて「物質の変化とイオン」の学習を行います。

イオンを利用して、キーホルダーを作ったりもしますが、中学生の様子はまた次回お伝えしたいと思います。

白衣を着て、みんなで実験!

早いもので、今年度もあとわずか。

みなさん、今年一年どんな年でしたか?

科学館では、2月18日から28日まで、小学4年生が「物のあたたまり方」の単元を学習しました。

今年度、最後の理科学習です。

 

最初は、サイエンスホールで、『金属』と『空気』のあたたまり方についてお勉強です。

温度の高さを色で表して見ることができるサーモカメラが登場した時は、みんなのテンションもさらにアップ☆

自分がどこに映っているか一生懸命探していました。

 

 

 

 

 

 

 

あたたかい空気にのって風船が浮かんでいった時は、サイエンスホール中、大歓声!マイクをつけた先生の声がかき消されることも…

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験室では、もう一つ、『水』のあたたまり方についての学習です。

 

たくさん実験をしてもらうので、授業が始まる前にみんなで白衣を着ました。

初めて白衣を着る 子どもたちは、お互いに「似合ってるね」と褒め合ったり、「お医者さんみたい」と、嬉しそう☆

髪が長い子は、ちゃんとゴムで結んで。これで、安全に実験をする準備もバッチリです♪

 

試験管に入った水のあたたまり方を、いろんな方法で調べていきました。

 

 

 

 

 

 

 

授業の最後には、巨大ソーラーバルーンをプレゼントしました。

実は、このバルーン、私たちの手作りなんです!

こんな風に、スタッフみんなで一つ一つ作っていきました。 

 

 

 

 

 

 

みんなでまた飛ばしてみてくれるといいな!(^^)!

電気とわたしたちのくらし

みなさん、こんにちは!

冬の寒さ真っ只中で、この頃は雪が積もる日もありますね。

 

出雲科学館では1月10日~24日に、小学校6年生「電気とわたしたちのくらし」 の学習をしました。

6年生は小学校最後の科学館理科学習です。

 

1時間目のサイエンスホールでは、様々な電気製品が用意してありますが、どれもまだコンセントにつないでいないので動いていません。

 

 

 

 

 

コンセントにプラグを差し込むと

 

 

 

 

 

 

 

電気を使うといろいろなことができます。その電気は発電所でつくられています。

発電するためには「あれ」と「これ」があればできます。

仕組みを分かりやすくした発電機で実験をしました。

 

 

 

 

 

 

 

「あれ」と「これ」とは、『コイル』と『磁石』です。

そして磁石が回ると電気ができます。

 

自転車発電にも挑戦しました。発電した電気でテレビを映すこともできましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

音で発電することもできるのでしょうか。スピーカーに向かって大きな声で叫びます。

 

 

 

 

 

 

 

音でも発電をすることができました。

電気はいろいろな方法で作ることができるのですね。

 

ホットプレートやドライヤーなど、電気を熱に変えて使う電気製品には、電気が流れると熱くなる電熱線というものが使われています。

 

 

 

 

 

 

 その電熱線について2、3時間目は実験室で学習をしました。

どのような電熱線にすれば、より熱くなるか実験をして調べていきました。

 

 

 

 

 

 

次は1月31日から中学校2年生が「天気とその変化」 を学習します。

科学技術の発展

出雲科学館では、11月5日~14日まで、中学3年生が「科学技術の発展」の単元について学習しました。

中学3年生は科学館で受ける最後の理科学習です。

 

サイエンスホールでは新素材の紹介として、まずは超電導物質の実験をしました。

超電導物質はある一定の温度まで冷やすと超電導状態になります。超電導状態とはなんでしょう? 液体窒素で-196℃まで冷やしてその様子を観察しました。

 

 

 

 

 

 

 

超電導物質に磁石を乗せると…磁石が浮いています! これが超電導状態の特徴、マイスナー効果ピン止め効果によるものです。そして超電導状態のもう一つの特徴は…電気抵抗がゼロになることです。電気抵抗がゼロになることで強力な電磁石を作ることができます。それを利用した乗り物が、リニア新幹線

 

 

 

 

 

 

 

 

磁石の反発で車体を浮上させることにより、従来の新幹線よりも速いスピードで走ることができるのです。2027年には開業予定とか…待ち遠しいですね!

 

さて続いては…導電性高分子。これは、電気を通すプラスチック! iPadやコンビニの端末などにも使われています。電気を通すものに反応するので、何で反応するのか実験もしました。

 

 

 

 

 

 

続いての学習は・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

これ、何を観察しているのでしょう?

小さな小さな「コンデンサ」という部品をルーペで観察しているところなんです。

コンデンサを使えば、電気製品を安定して動かすことができます。

この学習では、実際にコンデンサを作っておられる出雲村田製作所の方々に、コンデンサについて実験をまじえて解説をしていただきました。昔は大きかった部品が小さくなったことで、身の回りの製品もかなり小型化できるようになったそうです。

 

そして、技術の発展とともに循環型社会についても考えていかねばなりません

ペットボトルのリサイクル技術も進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットボトルをリサイクルする際に今までは新たに石油を加えなければいけなかったのですが、石油を加えずにリサイクルできる技術が開発されたそうです。

 

続いては・・・村田製作所の方とロボット技術についての学習です。

この学習では、自立型自転車走行ロボットのムラタセイサク君が登場しました。

 

 

 

 

 

 

センサーを使って体の傾きや平均台、コントローラーになるマジックスティックの動きを感知し、モーターによって動いていました。このとき、その状況にあった動きをするためにはたくさんのプログラムをしなければいけません。その開発の様子の紹介や、社会人として、技術者としてのお話もしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2,3時間目は選択したロボットごとの部屋に分かれてロボットのプログラムの学習をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロボットによって課題は違いますが、課題達成のためにすることは同じ。「プログラムをつくる」→「動かす」→うまくいかなかったらまた「プログラムをつくる」→「動かす」と、思う動きができるように修正を繰り返すことができました。

 

サイエンスホールでの学習やロボットのプログラムの学習は、もうすぐ中学校を卒業する3年生の皆さんには良い経験になったと思います。

 

さて!11月28日~12月10日は中学1年生が、中学生になって2度目の科学館学習、「光と音」の学習をしています。

こちらのお話は・・・また来週、1年生の学習が終わったころにご報告させていただきます。お楽しみに!

 

 

 

 

 

物質の姿と状態変化

出雲科学館では、10月16日~29日まで、中学1年生が「物質の姿と状態変化」の単元について学習しました。

 

中学生となり、初めての科学館での理科学習。やっぱり少し緊張しているのかな。

 

サイエンスホールでは、まず冷たい液体を使った実験をしました。

なんと、この液体に白ネギを入れると・・・まるで、ガラスが割れるような音がして、一瞬でネギがバラバラに!!

 

 

 

 

 

 

 

 これは、液体窒素という―196℃の液体です。

床にまいてもぬれません。コロコロ転がって、すぐ沸騰して気体になってしまうんです。

 

このように物質が状態を変えることを、状態変化といいます。

 

そして、それぞれの物質には決まった沸点融点があります

では、沸点・融点を境にして、どんなものも状態変化するのでしょうか?液体窒素を使って実験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 空気中に含まれる気体を冷却してみました。

酸素の場合は冷却すると液体に状態変化しました。

この液体酸素の中に線香を入れると・・・液体中でもやっぱり酸素は酸素なので、物を燃やす働きがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 さらに、アルミニウムや食塩を加熱しました。

こんなに硬い物でも熱すると、液体になるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

実験室では、混合物であるワインを熱して出てくる物質が何か調べました。

みんなそれぞれの係の仕事をしっかりやっていましたよ。

 

 

 

 

 

 

ワインの成分であるエタノールの沸点は78℃水の沸点は100℃

だから、沸点の低いエタノールが先に気体となって出てくるんですね!

 

理由がわかると、「わかった!」「なるほど!」と言っている人もいましたよ。

 

11月5日~11月14日までは中学3年生が「科学技術の発展」について学習しています。

この様子はまたの機会に紹介します。

ドキドキ☆わくわく♪ 初めての科学館理科学習

出雲科学館では、9月27日から10月10日まで、小学3年生が「風やゴムで動かそう」の単元について学習しました。

 

小学3年生にとっては初めての科学館理科学習。普段は入ることができない理科学習棟の入口から科学館に入れることに、興奮する姿もちらほらありました。

 

科学館に入ったら、まずはサイエンスホールへ行って風やゴムの力についてのお勉強です。

授業開始のあいさつをする時は、みんなちょっと緊張ぎみ…

でも、授業が始まったら、次々に目の前で起こる現象にみんなの緊張はふっとんだようで、歓声を上げながら楽しく授業に取り組んでいました。

ゴムや風の力を使って動く車に乗ったりもしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実験室に移動したら、まずは風で動く車の作成です。

みんな、初めての作業にとまどったりもしながら、頑張って作っていました。

竹ひごを切るコツも知ったので、これで3年生のみんなは竹ひごを切ることもバッチリだね!

そして科学館なので、「車を作って終わり」ではなく、「自分が作った車を使ってしっかり実験」です。

風の強さを変えたら、車の走るきょりはどのようになるのでしょう?

実験方法を覚え、みんなしっかり実験をしていました。

 

10月16日からは、中学1年生が、「物質のすがたと状態変化」を学習しています。

授業の様子は、先週までに比べるとやっぱりちょっと落ち着いている…ような !?(笑)

中学1年生のみんなの様子については、またの機会にお話ししたいと思います。

流れる水のはたらき

夏の暑さも和らぎ、だんだんと秋の気配を感じるようになりましたね。

出雲科学館では9月5日~9月19日の間に、

小学校5年生「流れる水のはたらき」 の学習をしました。

1時間目のサイエンスホールでは、水の重さ、水の流れる速さについて実験をしました。

 

まずは水の重さを体感する実験。

水の入ったマットを4人で持ち上げようとしましたが、持ち上がりません。

 

 

 

 

 

 

 

今度は12人で挑戦すると、持ち上げることができました。

マットの中には200㎏の水が入っていました。水ってたくさん集まると重いのですね。

 

次は、水の流れる速さと力の関係を調べる実験。

 

 

 

 

 

 

 

 水の流れる速さが速いと、板を割ったり、硬い植木ばちに穴を開けたりするほどのすごい力がはたらくことが分かりました。

 

2、3時間目は実験室に移動し、実験装置を使って実験をしました。

まずは、カーブのある川に水を流し、流れる水のはたらきによって、削られるところ積もっていくところを観察しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、自分たちで川を作り、流れる水のはたらきによって地面を大きく削る方法を調べました。

班のみんなで協力して川作りをしていました。 

 

 

 

 

 

 

 

次は9月27日から小学校3年生が「風やゴムで動かそう」 を学習します。

星を学ぼう☆

夏休みが始まるまでもうひと踏ん張りの時期、

7月3日~12日までの間に、

小学4年生「月と星の動き」の学習をしました。

 

1時間目のサイエンスホールでは

の動きや形、太陽の周りを周っているについて学びました。

 

おや?誰かから何か届いたみたいです。

 

宇宙飛行士の毛利衛さん、山崎直子さんからそれぞれビデオメッセージが!

宇宙には不思議なことがたくさんあるんだって! 

 

そしてなんと・・・サイエンスホールにも宇宙飛行士が登場したんですよ!

 

最後に、みんなの夢と希望をのせて、宇宙ステーションへロケットを発射して

サイエンスホールでの学習は終わりです。

 

2、3時間目は実験室とプラネタリウムの部屋での学習です。 

実験室ではガリレオ望遠鏡づくり月の観察の練習をしました。

月の観察では方位と高さ(角度)を調べます。

月の高さは自分の体を分度器にして計ることができるんですよ。

 

プラネタリウムの部屋では星座の見つけ方星の動きについて学習をしました。

星座早見盤を使うと、星座を見つけやすくなります。

ドームに映し出された星空から星座を見つけることができました。

実際の星空でも星座を探してみてね☆

 

次回は2学期、9月5日から

小学校5年生が「流れる水のはたらき」を学習します。

メダカってどうやって成長するの?

夏の暑さもいよいよ本番!!夏こそ科学館が熱い。

出雲科学館では6月13日~6月26日の間に、

小学5年生「魚のたんじょう」の学習をしました。

 1時間目から実験室でたまごの姿で産まれる生物について学習しました。

まずは、たまごクイズ!!

これ何の「たまご」でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

正解は・・・・・ダチョウのたまごでした。

みんな、とっても大きなたまごに興味深々。

 

次はこの袋の中には何のたまごが入っているのかな?

 

 

 

 

 

 

 

メダカのたまごです。

たまごの観察の前にはメダカの見分け方、オスとメスの役割をしっかり学習しました。

 

 

 

 

 

 

 

 そして、メダカのたまごは小さいので、双眼顕微鏡を使ってメダカの成長の様子を観察しました。

他の人の顕微鏡をのぞくと・・・・

おや?!自分のたまごと中の様子が違う!!!

 

 

 

 

 

 

 

 実は、たまごが生まれてからの日にちが違うものを観察しました。

1つは生まれてから1日目、もう一つは2日目、3つ目は3日目、4つ目は6日目のものです。

さあ、みんな4色のシールがついたもののうち、何色が何日目のたまごかわかるかな?

 

 

 

 

 

 

 

みんな、しっかり観察できたのでほとんど正解でした!

 

 

2時間目はメダカがふ化してから何を食べて過ごすのか、池の水の微生物を調べてみました。

まずは、初めて作る、プレパラート

 

 

 

 

 

 

 

みんな上手に作ることができました。

いよいよプレパラートの観察です。

 

 

 

 

 

 

 

ミジンコ、ミカヅキモ、アオミドロ、ゾウリムシ・・・・などたくさん見つけることができました。

 

実際に、メダカがミジンコを捕食する様子も見たんですよ。

この学習で、こどもたちは顕微鏡を上手に使い、長時間にもかかわらず集中して顕微鏡観察に取り組んでいました。

スケッチもとっても上手でしたよ。

 

次は7月3日から小学校4年生が「月と星の動き」を学習しています。

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