みなさん、こんにちは!!今年は9月に入ると過ごしやすい気候が続いていますね。しかし、東日本では先の洪水によって被害を受けられた方が多くおられます。心よりお見舞い申しあげます。
さて、9月3日(木)~16日(水)の間は小学5年生が水に関わる「流れる水のはたらき」について学習しました。
まずは、サイエンスホールです。みなさん、「水」と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?水道の水やプール、川など・・・水ってとても身近な存在ですよね。でもその重さや速さを考えたことはあるでしょうか?
ウォーターマットで水の重さと力を感じたり、高圧洗浄機で水の速さと力を体験したりしました。
200㎏の水って重たいね!!
速いとすごい力だね!!
大量の水が速く流れると大きな力が生まれるのです!!
さらに、「侵食」「運搬」「堆積」という流れる水の3つのはたらきを学習しました。
実験室では児童たちが流水実験装置を使っての学習です。
「流れる水のしん食するはたらきが大きくなるのは、どのようなときだろう。」
みんなで意見を出しあい、「水の量」と「水の流れの速さ」に着目して実験です。自分たちで川を作り、実験スタート!!
結果から、「水の流れの速さを速くすると侵食するはたらきが大きくなる」ということが分かりました。
では、実際の川のようにカーブのある川の流れの速さはどうでしょうか。カーブの内側、外側での流れの速さに注目しての実験です。まずは、流れの速さと侵食・堆積との関係から予想を立てました。
結果から、カーブの内側は流れが緩やかで堆積しやすく、カーブの外側は流れが速くて侵食しやすいことが分かりました。
今回、子どもたちが学習した「水の流れの速さと侵食の関係」は実際に災害を防ぐために様々なところで役立てられています。子どもたちも、実際に体験することで、より深く「水の流れと侵食の関係」を理解することができたと思います。今回の学習が知識として子どもたちの心に残り、実際の川で災害を防ぐための工夫を見たり、自分の身を守るためにはどうすればいいのか考えたりしてほしいと思っています。
次は小学3年生が「風やゴムで動かそう」の学習をします。