みなさん、こんにちは!
先日、USAの宇宙探査船ニューホライズンズが冥王星に最接近したニュースが話題になりましたね。
ここ出雲科学館でも、7月3日(金)~13日(月)まで小学4年生が「月や星の動き」について学習し、宇宙の不思議さを体験しました。
1時間目はサイエンスホールでの学習。
月は太陽と同じように西の方位に沈むことを確認した後、実験装置で月の満ち欠けを観察。
月と地球と太陽の位置関係から、月が太陽の光を反射して光っていることや、日によって月の形が変わっているように見える理由を調べました。
太陽系の惑星を確認した後は、出雲科学館特製の「宇宙船出雲号」に乗って、木星と土星に子どもたちの操縦で出発!
木星にある地球3個分にもなる巨大な大赤斑を見たり、岩や氷でできている土星の輪を通り抜けたり・・・
地球から木星と土星までの距離や表面の様子を体感しました。
さらに、出雲市の小学4年生に向けられた毛利宇宙飛行士や山崎宇宙飛行士からのメッセージ、
そして国際宇宙ステーションからの特別ゲストの登場に大興奮!不思議がいっぱいの宇宙を堪能しました。
2、3時間目は、プラネタリウムで星空観察と実験室でガリレオ式望遠鏡作りを行いました。
プラネタリウムは今回の学習の目玉。灯りの多い街中では、なかなか満天の星空は見られないのですが、プラネタリウムではバッチリ観察できます。
プラネタリウムの星空を見て、思わず「きれい~」と声をもらす子どもたち。
星座早見盤を使って自分でさそり座やカシオペヤ座を見つけられた時には歓声をあげたり・・・
星が動く様子に、流れ星を見ているかのように目を輝かせたりしながら星空を見入っていました。
きっと時間とともに星の見える位置が変わったり、時間が変わっても星の並び方は変わらないことを実感してくれたことと思います。
望遠鏡作りでは、子どもたちは静かに熱中!ものづくりの楽しさを味わってくれたと思います。
出来上がった望遠鏡を使って観察する練習をするときにも、自分が作ったものを大切にしてのぞく様子が見られました。
宇宙には、まだまだ不思議がいっぱい!子どもたちは自作の望遠鏡を片手に夜空を見上げてるのかな~・・・と
私たちスタッフも夜空を見上げ物思いにふけっています。
さて!
次の科学館学習は2学期!9月3日(木)から
小学5年生が「流れる水のはたらき」について学習します。
みなさん!夏休みも出雲科学館では色々な教室をしているよ!お待ちしてます!