5月も下旬に入り、少しずつ暑くなってきましたね。
さて、出雲科学館では5月8日~21日の間に中学3年生「化学変化とイオン」の学習をしました。
1時間目のサイエンスホールでは、塩酸の電気分解をして、発生した気体が水素と塩素であることを確かめました。なぜ塩酸には電流が流れるのだろうか? それは、イオンがあるからなんです!イオンは電気を帯びた粒だから、陽イオンは陰極へ、そして、陰イオンは陽極へそれぞれ引かれていくということを原子の成り立ちを復習しながら学習しました。酸性やアルカリ性の水溶液に反応する指示薬を使うと、目に見えないイオンの存在も色の変化によって分かりやすく意識することができますね。
![]()
![]()
2時間目の実験室では酸性の性質を示すイオンとアルカリ性の性質を示すイオンは何イオンなのか、実験を通して明らかにしました。BTB溶液入りの寒天に酸性とアルカリ性の水溶液をたらし、電圧を加えます。色の変わった部分が陽極と陰極のどちらに動くかをしっかりと観察しました。普段は目に見えないイオンですが、動いていく様子が分かるので、生徒たちからも「分かりやすかった」という声を聞くことができました。
3時間目はイオンが電極に引かれていく性質を使ってめっきを行い、自分だけのキーホルダー作りに取り組みました。めっきには硫酸ニッケルの溶けた水溶液を使いました。銅板をニッケルでめっきするためには、銅板を何極にすればよいかと問うと、これまでの学習で理解が深まっている生徒たちはすぐに「陰極!」と答えることができました。電極を間違えないように銅板を陰極へセットして、みんな素敵なキーホルダーを作ることができました。これらの実験を通して、目で直接見ることのできないイオンの存在を身近に感じることができた学習でした。
![]()
![]()
5月28日からは中学2年生が「物質どうしの化学変化」の学習を行います。