みなさん、こんにちは。
先日10月8日は皆既月食でした!
皆さんもその様子を観察されましたか?
出雲科学館では、月食観望会を開催しました。
望遠鏡をのぞいたり、
大きなモニターに映った月食の様子を見たりしながら
たくさんの方々と観察することができました。
そもそも、月食という現象はなぜ起きるのでしょうか?
月は太陽の光を反射して光っています。
8日の夜は太陽―地球―月の順で一直線に
並ぶ状態になりました。
月は地球の影に入るので太陽の光が
ほとんど当たらなくなって、月が
欠けていくように見える月食が起こるのです。
なので、本来は満月の夜だったのですが、
ちょうど地球の影に月が入った
18時半ごろから部分食が始まり・・・
20時前には完全に地球の影に入り込みました(皆既食)。
実は、皆既食になっても完全に
月が見えなくなるわけではないんです。
少し、赤みがかった色に見えませんか?
実は、地球の大気の関係で赤い光だけが月に届くので
赤みがかって見えるというわけです。
8時半ごろには部分食になり
21時半ごろ月食は終わり、
また満月へと戻っていきました。
次に日本で皆既月食が観察できるのは
2015年4月4日です。
今回、観察できなかった!という方も
ぜひ、次回の皆既月食を観察してみてください。