6年生にとっては小学校生活最後の体育会でした。
最初で最後のリーダー役として、様々な場面で責任感を持って臨んできました。体育会ですから勝ち負けはどうしてもついてきます。その中で総合優勝を勝ち取った青組、応援パフォーマンス大賞を獲得した白組、また、赤組や黄組もそれぞれよい結果を出すことができていたように思います。
特に応援パフォーマンスに向けて、子どもたちは1学期の終わりごろから体育会に向けての計画準備を始め、夏休み、2学期の始業式以降、各色で話し合いながら活動を進めてきました。しかし、新型コロナウィルスの影響で、春から6年生として力を蓄え、リーダーとしての思考力や行動力などを高める活動が次々と無くなっていったことが、体育会に向けての計画立てや準備などに少なからず影響を及ぼしていたように感じました。「陸上大会があったら、もう少したくましさが育っていたのではないか」「休校がなかったら、もう少しゆとりを持って準備ができたのではないか」・・・あくまで想像ですが、そんなことを感じました。
だからと言って、子どもたちに実行力が不足していたのかというと、そのようなことは全くなく、毎日頑張っていたと思います。時には色の中で意見が対立することもありました。いい知恵がなかなか出ずに悩んだこともありました。私たち教職員がアドバイスをすることもありましたが、子どもたちの力で創り上げていった応援パフォーマンスだったと思います。
今回の経験で得たこと、例えばリーダーとして集団をまとめていくこと、何かを取り組むときに見通しを立てて計画や準備をすること、全体の手本となることなど、これからの小学校生活に生かし、将来の自分への力として蓄えてほしいと思っています。
最後になりましたが、それぞれのご家庭で子どもたちを支えていただいたことと思います。また、当日は特に片付けなどで保護者の皆様にお手伝いいただきました。本当にありがとうございました。
(6年生学年だよりより)