9月5日(木)には、原爆の投下で同級生223人を失われた「西尾 幸子」さん(92歳)、そして一緒に活動をしておられる5名の方に朗読劇をしに来ていただきました。
西尾さんの体験をもとにして作られたお話の朗読劇を聞きました。スライドに映し出された写真や絵、心情を込めた朗読に子どもたちは真剣に聞き入っていました。そして、西尾さんご自身からのメッセージ。「平和へのバトンをつなげよう」の言葉を子どもたちがしっかりと受け止めたように思います。
教室の中に西尾さんが作られたタペストリーが展示してありました。それぞれの作品には、原爆ドームとその周りに人や鳥、蝶が「223」ちりばめられていました。西尾さんの友達を思う気持ちが伝わってきます。
最後に「みんなが一生懸命に聞いてくれたから、とてもうれしくなりました。今日はぐっすり眠れそうです。」と西尾さんがおっしゃいました。子どもたちも、おかげで来週行く修学旅行でしっかりと平和について考えてこれそうです。ありがとうございました。