9月17日・18日は、修学旅行でした。天候が心配されましたが、広島に着くころには晴れ間も見え始め、2日間よい天候の中での修学旅行となりました。
1日目の午前中から午後の前半にかけて、広島平和公園や平和記念資料館で平和学習をしました。最初に幼稚園のときに被爆された方のお話を聞きました。
その記憶は70年経った今もはっきりしておられ、子どもたちに当時の様子や被爆後の生活について語ってくださいました。
また、平和公園内もボランティアガイドさんに案内してもらい、慰霊碑や被爆した建物など実際に目にしながらお話を聞かせてもらいました。
その後、子どもたちが事前に調べて実際に見てみたい場所(爆心地、レストハウス、平和の門など)で自主研修をしました。
そして、午後は平和資料館の見学をしました。
子どもたちの感想には、恐ろしさと同時に二度と同じことを起こしてはいけないという思いが書かれていました。
今年はちょうど戦後70年です。
この年に修学旅行に行き、子どもたち一人一人が戦争について学び、平和の大切さを感じたということは大きな意味があると思っています。
ヒロシマで学んだことを覚えて伝えていってほしい、学び続けてほしいと願っています。
1日目の後半は、宮島にフェリーで渡りました。
とてもわかりやすい説明をしてくださるガイドさんとともに、厳島神社を見学しました。
その後、礼儀正しい鹿と触れ合ったり、楽しみにしていた買い物をしたりしました。
2日目は、午前中にマツダミュージアムで自動車の製造工程について学び、午後は、みろくの里でたくさんの乗り物に乗ったり、買い物をしたりして楽しみました。
子どもたちはこの2日間、聞く所ではしっかり聞き、遊ぶところではしっかり遊び、とメリハリをつけながら過ごし、よい修学旅行になったように感じています。
楽しく有意義な修学旅行に行くことができたのは、お家の方、添乗員さん、運転手さん、ガイドさんなどたくさんの方のおかげだと思っています。
たくさんの人に支えてもらったことに感謝しながら、修学旅行で学んだことや身につけたことをこれから生かしていってほしいと思っています。