0121 大寒の中、心にホッカイロ!

先日、我が家の庭を見ると、紅梅の老木に花が咲いていました。例年より早いように感じますが...。暦の上では、1年で一番寒い大寒ですが、紅梅の花を見ながら、冬そしてコロナが早く過ぎ去ってくれるようにと思いを花に祈りました。 

 さて、2年生の新ボランティア委員長が2年生の新生徒会長の優しい行動に感激し、その思いを私に伝えにきてくれました。時は大寒、1年で最も寒い時期を迎えました。この話を読むと、きっと心も体もホッカイロです。

 昨年の12月中頃、冬休みに入る少し前のことです。その日はとても風が強く、学校へ行くのも一苦労でした。学校での授業を終え、自転車で家路に向かう途中までは、「わぁい、追い風だ!」と、バイク並みの速さで走っていたのですが、左折しようと自転車の向きを変えた瞬間、風にあおられて自転車ごと倒れてしまいました。近くには深い溝がありました。幸いにも落ちることもなく「けががなくて良かった・・・。」と安堵し、自転車を起こそうと立ち上がったところ、またもや強風のため立ち上がれなくなってしまいました。どうすることもできずうずくまっていると、「大丈夫!」と声をかけられました。顔を上げると新生徒会長Sさんの姿がありました。Sさんは、帰り道でうずくまっている私を心配して、駆けつけてくれました。その後私が立ち上がり、けがのないことを確認したSさんは、「気をつけてね!」と言って去って行きました。たった数分の出来事でしたが、不安と心配で一杯の私にとっては、とても嬉しかったです。その出来事があってから数日後、Sさんに会いました。Sさんは笑顔で「気をつけて帰ってね!」と言ってくれました。そして、次のような気持ちが沸きあがってきました。Sさんは本当に生徒会長にふさわしい人だと・・・。※本内容は、本日発行の学校便り11号に掲載しています。

IMG_0115[1].JPGIMG_0124[1].JPG

2022年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カテゴリ