2月18日(火)、出雲市教育委員会同和教育啓発指導員の方を指導助言者としてお招きし、市同和政策課、全日本同和会出雲支部、校区の同和教育推進協議会の方々並びに本校全職員が参加して、1年7組の学級で人権・同和教育授業研究会を行いました。本校では、3年間を見通した計画のもと、同和問題を柱に様々な人権学習を行っており、部落差別の成り立ちを正しく理解し、その不合理性に気づき、差別の問題を自分のこととして捉える力を育成することを目指しています。今回の題材「招かれなかったお誕生会」を通して、差別を受ける側、する側の心情を考え、差別は「誰もが不幸であること」「どこまでも追いかけてくる不合理なものであること」について考えました。また、原作者の 江口 いと さん の詩「受けて立つ差別」を通して、江口さんの差別と闘う強い決意に共感するとともに、差別はする側の問題であり人間の弱さが差別を生むことに気づき、差別や偏見のない社会に向けて自らの生き方を考えることができました。