スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、・・・秋という季節は、いろいろなことに取り組むのに適したいい季節です。その中に、読書の秋というのもあります。先日、県読書感想文コンクール出雲市審査会が行われ、本校からもたくさんの生徒が選ばれました。最優秀賞2名、優秀賞11名、優良賞12名でした。その中で、最優秀賞に選ばれた二人の作品を簡単に紹介します。
2年生 中島詢介さん、題名:「一〇五度の関係」(書名:一〇五度)中島さんに聞くと、「お母さんに勧められて、読み始めた。椅子の角度は105度がちょうどいいという話から、人と人の関係も105度の関係がいいという内容で、面白かったです。」ということでした。私はまだ読んでいませんが、中島さんの話を聞いただけで、興味を引かれ、ぜひ読んでみたくなりました。
3年生 栗原陸駆さん、題名:「原爆の必要性」(書名:ある晴れた夏の朝)栗原さんは、「物語の前半は、アメリカの高校生が原爆についての是非を、否定派と肯定派に分かれてディベートします。物事を一方から見ると否定するが、もう一方から見ると肯定する側にも理由がある。お母さんに勧められて呼んだが、面白かった。」ということでした。この本は、私も今読んでいますが、確かに面白いし、読みやすい本です。二人に共通することは、「お母さんに勧められて」というところでした。
秋の夜長、時にはゆっくりと本に浸ってみるのはいかがですか。
〈本を手にする最優秀賞受賞の二人〉