31日、三瓶山西の原を舞台に県中学校男女駅伝競走が行われました。天候に恵まれ、深秋の三瓶山を中学生たちが駆けぬけました。
三中生は、女子4位、男子2位という結果でした。男女ともにあともう一歩で、もう一つ上の順位だったということで、最終ランナーが走り終えたときには、悔しさも混じった涙がありました。しかし、一人一人が自分の最高の走りをする姿に、心の底から声援を送り、感動しました。ありがとう!お疲れさま!という言葉しかありません。また、涙はきっと彼らの人生を高めていくものになります。
ところで、駅伝ではよく、「1秒を削り出せ!!」という言葉が使われます。たった1秒ですが、されどその1秒をを削り出すことがどんなに大変なことか、駅伝を経験した人はわかっていると思います。今日女子生徒が、男子が走っているときに、まだはるか遠くの山の上を走っていて、三中ランナーの姿は見えないのですが、「○○がんばれー!!」と、声をからして応援していました。私はこの声が、かすかにでも選手に届き、それが勇気やエネルギーとなって「1秒を削り出す」ことになるのだと知りました。
また、選手だけでなく、サポーターの生徒も、自分の役割を自覚し、自分にできることを精一杯やる姿がありました。レース後に、「チーム三中」として全員でダウンをする様子を見て、しあわせな気持ちで三瓶をあとにしました。
「三中お疲れ!!」
《3年生メンバーでピース》