今、3年生は卒業後の進路について真剣に考え、上級学校への進学をめざし、頑張っています。
そんな中、今日、2年生は本校の進路指導主事から本県の高校入試制度について説明を聞きました。
昨年度から本県の公立高校の受検制度は変わり、第2志望校制度が廃止され、学力検査で定員を満たない高校は第2次募集を行うことになりました。また、学力検査も5教科500点満点から250点満点に変更となりました。
今日の説明会には2年生保護者の方も来校され、生徒と一緒に説明を聞かれました。
進路を実現するとは、社会的に自立していくことでもあります。夢や目標を持ち、うまくいかなくても工夫改善を加えながら粘り強く取り組む経験を積むことが大切だと考えます。そのため、授業中だけでなく、家庭でも自分から長時間机に向かって学習する力を身につけることが大切です。それだけでなく、毎日の生活で挨拶や掃除、係活動を責任持ってやること、仲間とよりよい関係を築き、協力して取り組むことなど当たり前のことがきちんとできることも社会的に自立していくための基礎的な力として身に付けなくてはなりません。
そんなことを考えたとき、学校での学習はすべて進路実現に向けた大切な取組であるとご理解いただけると思います。そして、集中して授業に取り組むこと、6つの躾、90分以上の家庭学習、部活動や学校行事等に頑張ること、委員会活動やボランティア活動に積極的に参加することがいかに意義深いかご理解いただけると思います。
進路を実現するためには、日々の凡事を徹底して頑張ることが大切ではないでしょうか。