助産師さんによる「バースディ プロジェクト」開催

この、助産師さんによる命の習出前講座「バースディ プロジェクト」は、14年前から保育所や幼稚園、小中中学校等で開催されており、今年度は県内で200回程度行われるということです。出雲地方は早くから取り組んでいたそうで、現在多くの学校で開催されています。

今回は「思春期編」ということで、妊娠から出産までの過程と思春期の心と体の変化について話していただきました。ねらいは、命の大切さ、多くの人に支えられていることを学び、感謝の気持ちを持ってほしいこと、かけがえのない命に対する責任を持ち、男女のよい人間関係の在り方を考える機会にすることです。

具体的には、誕生日の意味、いのちのはじまり、胎児の成長、妊娠経過等について、助産師さんの経験を交えながら話していただきました。(写真左) また、右の写真は代表生徒による妊婦体験です。エプロンの下にある妊婦ジャケットは8kgもあります。お母さんは大変だ!!

  

休憩時間には、学級に分かれて妊婦体験や赤ちゃん人形の抱っこ体験をしました。恐る恐る赤ちゃんを抱っこしていましたが、こういう経験も、以前より少なくなったかもしれません。

 

私も自分の子育てを思い出しましたが、あわせて中島みゆきの「誕生」の一節が脳裏に浮かびました。

Remember 生まれた時 だれでも言われた筈

耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome

Remember けれど もしも思い出せないなら

わたし いつでもあなたに言う

生まれてくれて Welcome

 全国学力・学習状況調査 解説 ④ 学習状況調査の結果

 「教科の勉強が好き」では、国語は全国と同じくらいの62.4%、数学と理科は全国より約10ポイント少ない46.7%と50.3%でした。食べ物でも好き嫌いなく食べることは大切ですが、だからと言って全てを好きになるのはなかなか難しいように思います。理科教員としての私の経験からも、「理科は嫌いだけど授業は好き」という生徒が少なからずいました。教員に求められるのは、生徒が大切に思い好きになる授業をいかに展開するかだと思います。

県は「授業のはじめにめあてを示すこと」と「授業の終わりの振り返り」が、全国学力調査で高い正答率である秋田や福井に比べて島根は十分でないと分析し、その改善を進めています。本校でも、その点を考えて取り組んでいますが、生徒の意識には届いていないようです。学習内容の定着については、全体として全国並みであることを考えると、実質的には行っている「めあて」や「振り返り」について、示し方、方法を考えて生徒の意識に届くようにしていく必要があると思います。そのことで、学習内容の定着が促進されると考えます。

学習時間や予習・復習については、本校は全国よりも高い状況です。良いからといってほっておかず、なぜいいのかの分析もして、良い状況を継続あるいは促進していきたいと思います。

 テレビ等を見る時間についての質問は、正確には次のようなものです。「普段、1日当たりどれくらの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか(勉強のために見る時間、テレビゲームは除く)」 勉強のためというとNHK教育の○○教室などでしょうか。個人的には、NHKスペシャル等で見て考えてほしい番組があるのですが・・・

ライン等も含めてインターネットの持つマイナス面については、学校でも講演会等を開催して生徒に伝えています。しかし、生徒の意識は様々で、具体的には各家庭できまりを作って取り組んでいただくしかないと思っています。ご協力をよろしくお願いいたします。

2022年10月

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