今日は、本校PTA交流研修委員会によるPTA講演会でした。講師としてお呼びしたのは歌手・作曲家のちひろさん。ちひろさんは山口県出身で、あの金子みすゞの詩に曲をつけて歌っておられます。また、CMソングや校歌等の作曲も手がけられ、全国で年間100回の公演活動をしておられます。
ちひろさんが金子みすゞの詩に曲をつけるようになったのは、人生で大切にしたいことが、金子みすゞの詩にあったからだそうです。「もとの詩にリズム感があるため、曲をつけやすかった。」とおっしゃっていましたが、曲に乗せて改めて聴くと、金子みすゞの詩の世界が大きく広がる気がしました。
人は何か確かなものを支えにして生きているんだと思います。でも、「確かなもの」というのがなかなか見えない人が多いのではないでしょうか。その「確かなもの」に気づいたり、形になって見えてきたりする手助けをしてくれているのが、金子みすゞの詩かもしれません。
講演会の中で、本校合唱部とのコラボもあり、楽しいひと時を過ごすことができました。このような機会を設定していただいたPTA交流研修委員会のみなさんに感謝申しあげます。ありがとうございました。
全国学力・学習状況調査の結果が市教委のHPに掲載されました
本校の記載内容が、他校より少なめですが、明らかなことを分かりやすくをモットーに表現しましたのでご了承ください。少ない文字数ですので、お伝えしたいことが十分に書ききれませんでした。そこで、このブログを利用して、少しずつ解説していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回の全国調査は中学3年生を対象に、4月に実施されたものです。したがって、出題内容は中学2年生までのものです。調査そのものや留意事項については市教委のHPをご参照ください。
まず結果の概要です。「いずれの教科も全国平均をやや上回った。」としています。しかし、この差は、国立教育政策研究所によると有意な差ではないとのこと。出題内容などにより変化する範囲内ということです。したがって、まあ全国並みととらえていただいてよいかと思います。
「書くこと」については、数年前の調査で課題として把握した部分です。そこで、「書くこと」の力をつけるための手立てを講じてきたわけですが、その効果があらわれたと考えています。
無解答率が低いのは、生徒が何とか答えようと頑張ったということです。食い下がるということは、何をするにも大切なことだと思います。
理科の化学的領域が低かったのは、二酸化炭素の水に対する溶け方の理解が十分でなかったからです。早速、フォローしておきたいと思います。