報道等でも盛んに取り上げられている「熱中症」。本校でも昨日の部活動の終わり頃、それから今日6校時の体育のとき、体調を崩した生徒について熱中症の疑いがあったので応急処置をする一方、救急車を要請し救急搬送していただきました。幸い、いずれの生徒も、病院での点滴により症状が軽くなり無事帰宅することができました。学校としては、防ぐことができなくて残念です。改めて教職員で熱中症について共通理解を図り、生徒にも伝えながら再発を防止していきたいと思います。
熱中症の発症メカニズムはさておき、熱中症の危険信号は次のようなことだそうです。(環境省作成「熱中症環境保健マニュアル~2014年3月改訂」による。)
高い体温/赤い熱い乾いた皮膚(全く汗をかかない、触るととても熱い)/ズキンズキンとする頭痛/めまい/吐き気/意識の障害
自分では気づきにくいかもしれませんが、暑いのに汗が出ないとか頭痛、吐き気等が危険信号であることを知っておくことは大切です。
熱中症が疑われたら、日陰や風通しのよい場所で休む、体を冷やす、水分や塩分を補給する等の対応が必要です。
先般、本校では水筒を持参してよいことを載せましたが、できれば0.1~0.2%(水1リットルに1~2グラムの食塩を溶かす。)の食塩水がよいとのこと。真水では、体内の塩分濃度が下がり、筋肉のけいれんがおこりやすくなるようです。