6年生が、長崎被爆二世でヴィオラ奏者の沖西慶子さんから被爆体験の話を聞きました。
沖西さんは、自分の母親(素子さん)が、1945年8月9日に体験したことを語ってくださいました。
一瞬にしてたくさんの人々の生活や命を奪った原子爆弾の恐ろしさ、生き残った人たちの苦悩が伝わってくるお話でした。
子ども達にとって、原爆の恐ろしさと平和や命の尊さを改めて考える時間になりました。
最後に沖西さんが、ヴィオラで「海ゆかば」の演奏をされると、皆が原爆で亡くなられた人々やその家族の思いを噛みしめながら聴き入りました。
沖西さんが島根県で長崎被爆体験講話をされるのは今回が初めてでした。
長崎純心女子高等女学校の創始者である江角ヤスさんの生まれ故郷(斐川町久木)で被爆体験が伝承されたことは、とても意義のあることだと思います。