出雲市人権擁護委員協議会の皆さんによる人権出前教室をしていただき,4年生が参加しました。
初めに校長から,12月4日から10日が人権週間で,10日は世界人権デーであることを話しました。また,人権を大切にすることの基本にある気持ちは,相手に対する「気づかい」や「心づかい」であることも話しました。そして,心の学習として1時間を充実したものにしてほしいと話しました。
続いて,人権擁護委員の皆さんから2つの紙芝居をしていただきました。
一つ目は,大型紙芝居「いのちの祭り」です。沖縄を舞台にしたお話ですが,自分の命はご先祖様の存在によって,長く受け継がれてきたものであるというお話です。最後に10代前のご先祖様は何人でしょうという質問もありました。計算してみると,実に10代前のご先祖様は1024人で,10代前までのご先祖様を合わせると2046人にもなります。
二つ目は,ブラックライト紙芝居「花さき山」です。人のためになることや,人にやさしくした時に咲く花のお話です。周囲の人への心遣いや,やさしい心を大切にしてほしいというお話です。
最後に,人権マスコットの人形をいただきました。自分がよく考えないでしたことの中に相手の人権を無視した行いがあることのこわさを話されました。そして,このマスコットを見て,そのことを思い出してほしいと話されました。
学習の振り返りでは,ふだんの生活を振り返り,教室で学んだことからこれからの生活の仕方を考えた感想がたくさん出ました。集中して一生懸命取り組めた1時間でした。
人権擁護委員の皆さん,本当にありがとうございました。