だんだんタイムの取組は、本校の学校経営の中心的な取組の一つで、令和2年度から継続して行っています。「だんだんタイム」とは,出雲市教育委員会の「人間関係づくり・対話力育成事業」で,近年子ども達の課題とされている他者とのコミュニケーションスキルの向上や自己肯定感の育成を目的とした取組です。この取組は学校経営の中心的な取組の一つになています。今年度は週水曜日の朝学習の時間を使って行います。「だんだんタイム」では,ペアや数人のグループでゲームを行いながら,一人一人がゲームの中で出てきた話題について詳しく話したり,ゲーム後に感想を言ったりします。
1回目の「だんだんタイム」は4月17日(水)に行いました。この日は「だんだん開き」として,「だんだんタイム」の目的や,やり方について子ども達に説明しました。その後,「どっちをえらぶ」というテーマで実際に取り組んでみました。「好きなのは、かき氷とアイスクリーム」「みかんとりんご」「夏休みと冬休み」「給食と弁当」など、身近な題材を選択肢にして、会話を楽しみました。このような活動を通して,子どもたちが「だんだんつながる」「だんだんよくなる」「だんだん自分を好きになる」ようにしていきます。「だんだん」という出雲弁で感謝を表す言葉で友達とつながり、学びに向かっていけると良いと思います。①コミュニケーションスキルの向上②対話的な学習の素地の育成③自己肯定感の向上④居心地のよい学級づくりをめざし、この取組を行っていきます。