11.30 人権集会

DSC04059.JPG 11月30日(金)、ねらい『生徒一人一人の人権意識を高め、互いを大切にしあう態度や実践力を養う』のもと、生徒会主体の出雲二中人権集会が開催された。
 5校時は、各クラスにおいて学級生徒会が行われた。テーマは、1年生:「言葉について」、2年生:「仲間づくり」、3年生「望ましい人間関係を築く~インターネットやSNSで気を付けること~」である。1・2年生は自分たちの今を振り返りながら、より良い関係づくりや集団作りに必要なことを出し合った。また、3年生はSNSへの書き込み事例をみんなで検討し、気を付けねければならないことをまとめた。私は、全学級の様子を見せてもらった。それぞれのクラスが司会者を中心に意見を出し合い、クラス発表に向けた意見集約を行っていた。
 6校時は集会である。最初に、隣保館まつり人権標語の表彰が行われた。人権標語は全生徒と保護者が参加し、その内生徒作品50首と保護者作品が出品された。出品作品は校舎内に掲示されている。ここでは入選をいただいた2名の作品を紹介する。

 〇赤名莉緒さん(1年) 「もう逃げない あの子のために 強くなる」
 〇中嶋秀輝さん(1年) 「人のこと うわさや見た目で 決めないで」

 続いて行われたのが、生徒会執行部による人権劇である。文化祭のクラス合唱の練習風景である。DSC04062.JPG一人の女子生徒A子のやる気のない姿に気分を害した数名の女子が仲間外しにするストーリー。学校生活ではよくありそうな想定であるが、劇は男子のとる笑いといじめの渦中にある苦悩をコントラストに表現している。私は、劇と思いながらも胸中は切なさでいっぱい。男子の「大丈夫か」の言葉で、事態は一変し解決へと向かった。生徒会執行部の白熱した演出に感謝したい。
 ハッピーエンドで終結した劇に安堵し、続いては5校時に行われた学級生徒会のクラス発表である。学年ごとに代表者が発表した。DSC04065.JPG発表後の「校長先生の話」で、私は子どもたちの活動を絶賛した。①生徒会執行部の劇:あまりにリアルにいじめの本質を演じた脚本と演出にとても切なさを感じた。いじめは些細なきっかけから勝手に発展することが多い。本質を見ようとする勇気ある言葉が被害者だけでなく加害者も救う。そんな現実を見せてくれたと思う。②学級生徒会とクラス発表:まず代表者の発表内容に驚かされた。5校時の協議後すぐの発表である。まとめる時間もなかったと思うが、14クラスが自分たちの集約したオンリーワンの意見を堂々と発表した。それぞれのクラスの話し合いが充実していたことが発表の様子からうかがえた。とにかく、素晴らしいと言いたい。③生徒の参加態度:もう一つ褒めるべきことがある。それは生徒のみなさんの聴く態度である。みなさんの姿を後方から見ていた。そして、みんなの前で話しながら真剣な眼差しを感じながら見ている。本当に素晴らしい。また、今日は地域学校運営理事の皆さんや保護者の方々も後ろでご覧いただいた。こんな素敵な二中生の姿をご覧いただけたことが、この上なく嬉しい。
 退場する生徒の表情からは、充実感がうかがえた。小さな人権侵害はまだまだ日常茶飯事かもしれないが、生徒それぞれが一歩確実に歩を進めてくれたことを強く感じる。

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カテゴリ

ウェブページ