11.18 保護者向け『性教育』講演会

DSC04035.JPG 11月18日(日)、9時からの2時間が一息に過ぎていった。PTA保体部主催の保護者向け講演会である。講師は、江田クリニック産婦人科の江田芳美先生。先生には、昨年度の好評を受け、引き続いて講演いただいた。私自身も、若かりし頃は性教育の授業を実践し、たくさんの講演を聞いてきたが、大人向けの講演会は記憶にない。時々、「そうなんだ」とか、「それはたいへんだ」とか、我が身を振り返って恥ずかしく思う場面もあって、心を動かされながら興味深く話に聴き入った。
 最初に気になったのは風疹の予防接種だ。どんな予防接種にもそれなりのリスク(副作用等)はあるが、妊娠1か月で風疹にかかった場合、胎児への影響は50%と非常に高い。出生児と家族にとっては一生に関わることだけに重大事である。しかし、接種率が低いのも事実である。「自分は大丈夫」という根拠のない自信が大きな後悔につながる可能性を学んだ。
 また、近年の人口減少の1つの要因とされているのが、未婚者の増加である。2015年の調査では、生涯未婚率が男性29.2%、女性14.9%と過去最高を更新したという。20年後には、3人に一人は未婚者との予測にとにかく驚いた。しかし、命のバトンは是非次世代につなげでほしい。男女ともに妊娠・出産に適した年齢があり、受精の確率・流産のリスク・出産の安全性等から、第一子は35歳までが好ましいと言われている。若者にはしっかりとした知識とライフ計画を持つことが重要だ。
 さらに、「受精の仕組みはすごい」と題して、「○母親と父親の遺伝子が半分づつ伝わる。○同じ遺伝子はない、唯一無二の自分が生きていることはすごい。○受精においては、女性と男性で役割が違う。」と話された。そして、「性教育」とは、「○親から受け継いだ自分の顔・身体を大切にすること。○ありのままの自分を好きになろう。○自分を大切にすることで、相手の立場や気持ちも大切にできる。○愛する気持ちを大切に」と伝えていただいた。『性』は、"心"を"生きる"と書く、性教育は命の学びであると強く感じた。
 あっという間に過ぎた2時間、「命の尊さ」「命の大切さ」を学んだ。もっともっと話を聞きたいと思う。是非、来年も継続して江田先生の性教育を受講したい。今週は、2年生が江田先生の性教育を受講する。命に向き合う授業に期待したい。
 江田先生、貴重な講話をいただき、本当にありがとうございました。
※ 内容については、江田先生の講演をもとに筆者(伊藤)の解釈と追記によるもので、文責はすべて伊藤に帰属します。 

2018年11月

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